抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東北地方太平洋沖地震に伴う原発事故に起因する骨材の放射性物質による汚染は様々な分野に大きな影響を及ぼしている。福島県の一部の建築物等において基礎(コンクリート)等に,年間推定積算線量100mSvを超える地域の砕石場の砕石が使用されたことが原因と思われる。経済産業省では,専門検討会を設置し,砕石及び砂利の出荷基準に関する検討を行い「砕石及び砂利の出荷基準」をとりまとめた。本報では,放射性物質による砕石汚染問題発覚の経緯,「砕石及び砂利の出荷基準」制定の経緯とその内容を報告した。なお,今回の出荷基準は暫定基準であり,今後,必要に応じて見直しを行うこととなっている。