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J-GLOBAL ID：201202243882019303   整理番号：12A0947008

ノイズリダクション機構を有する赤外線カメラの開発(コンスファインダーANRシステムのカメラ技術:日本建築センター技術審査証明取得)

著者 (2件)： 佐藤大輔 (コンステック) ,  込山貴仁 (コンステック)
資料名： コンステックHD・テクニカルレポート  (Constec Holdings Technical Report)
号： 15  ページ： 3-8  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： L7482A  ISSN： 1345-501X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報では2011年11月に技術審査を証明取得したノイズリダクション機構を有する赤外線カメラについて記述する。一般に販売されている非冷却マイクロボロメータセンサを搭載した赤外線カメラでは,対象物の温度が低温(5°C以下)の場合,センサ特有のノイズが熱画像に及ぼす影響が大きくなり建物外壁の検査に有効な熱画像とならない場合がある。本研究では,CCD可視センサのノイズを取り除くためのセンサ校正機構および画像処理法を赤外線センサに応用し,赤外線センサのノイズ低減を試みた。その結果,赤外線センサのS/Nは2倍程度向上し画像の視認性が向上した。(著者抄録)

シソーラス用語： *赤外線カメラ ,  *サーモグラフィー ,  赤外検出器 ,  画像処理 ,  雑音 ,  SN比 ,  キャリブレーション ,  熱画像 ,  イメージセンサ ,  長周期 ,  雑音低減 ,  平均値 ,  可視度 ,  感度 ,  分解能 ,  加算 ,  事例研究 ,  構造物 ,  *非破壊検査
準シソーラス用語： CCDセンサ ,  ノイズ ,  ノイズ削減 ,  加算平均 ,  可視画像 ,  校正【計測】 ,  視認度 ,  赤外線センサ

分類 (3件)： 写真測量,空中写真  (RC02040D) ,  科学写真  (ZA04040T) ,  建設材料試験  (RA06020D)

引用文献 (5件)：

• [1] (財)日本建築防災協会、特殊建築物等敵調査業務基準、2008年版
• [2] NECAvio,http://www.nec-avio.co jp/FLIR,http://www.flir.com/thermography/apac/jp/
• [3] 本多浩人ほか:非冷却赤外線センサにおける基板温度・自己加熱補正機構(アナログ・デジアナ・センサ、通信用LSI)、電子情報通信学会技術研究報告ICD、集積回路、Vol.105、No.185、pp.51-56、2005.7
• [4] 千葉一浩ほか:非冷却赤外線センサの低ノイズオンチップ読み出し回路、映像情報メディア学会技術報告、Vol.24、No.17、pp.13-18、2000.2
• [5] 黒川賢ほか、サーモグラフィ装置の最小検知温度差に関する研究、日本機械学会論文集(C編)、66巻643号、pp.128-133、2000.3

タイトルに関連する用語 (9件)： ノイズリダクション ,  赤外線カメラ ,  開発 ,  ファインダー ,  日本 ,  建築 ,  センター ,  技術審査 ,  証明