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J-GLOBAL ID:201202271494902762   整理番号:12A0876437

プラスチドのグルカン,水ジキナーゼ(GWD)は複数のリン酸転移反応を触媒する

The plastidial glucan, water dikinase (GWD) catalyses multiple phosphotransfer reactions
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資料名:
巻: 279  号: 11  ページ: 1953-1966  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: B0206B  ISSN: 1742-464X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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デンプンがエステル化されると,α-グルカンの配向性が緩む。代謝的に重要なのはC6位でのリン酸化で,この反応はグルカン,水ジキナーゼ(GWD)により触媒される。Arabidopsis thaliana由来の組換えの野性型GWD(AtGWD)およびSolanum tuberosum由来の組換えの野生型GWD(StGWD)が媒介する反応について調べた。グルカンのリン酸化に必要な保存されたヒスチジン残基を欠失した2つの変異酵素についても調べた。野生型のGWDはグルカンのリン酸化に必要なATP量よりも約20%多いATPを消費した。2つの変異GWDはα-グルカンをリン酸化できなかったが,ATPを分解した。従って,ATP消費とα-グルカンのリン酸化は厳密に共役しているプロセスではなく,ある程度はリン酸転移反応とは関係なく起こっていた。[γ-33P]ATPを用いた実験からATPのγ-リン酸基がGWD蛋白質に転移することが示されたが,この自己リン酸化には保存されたヒスチジン残基は必要なかった。従って,GWDは2つの隣接するリン酸化部位を有しており,両方とも一時的にリン酸化されることが明らかになった。両部位での自己リン酸化の後,野生型のジキナーゼは水,α-グルカン,AMP,ADPなどの様々な末端のリン酸受容体を柔軟に利用することが可能になる。GWDの複雑なリン酸転移反応を表すモデルを示した。
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分類 (2件):
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物質の代謝  ,  酵素一般 

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