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J-GLOBAL ID:201202290164619457   整理番号:12A0099078

ヒトの尿と血清中のトリクロカルバンとその酸化代謝物の定量のためのオンライン自動カラムスイッチングHPLC-MS/MS法

Automated on-line column-switching HPLC-MS/MS method for the quantification of triclocarban and its oxidative metabolites in human urine and serum
著者 (3件):
資料名:
巻: 881-882  ページ: 27-33  発行年: 2012年01月15日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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3,4,4′-トリクロロカルバニリド(トリクロカルバン,TCC)は,抗菌剤として様々な消費者製品やパーソナルケア製品に利用されている。その広範な利用のためにTCCへのヒト暴露の可能性が高い。TCCへのヒト暴露は,ヒトの尿,又は血清中のTCCの遊離体,又は結合体,及びその2つの酸化代謝物2′-ヒドロキシ-TCC(2′-OH-TCC)と3′-ヒドロキシ-TCC(3′-OH-TCC)の定量によって評価される。TCCへのヒトの暴露を評価するために,筆者らは,限定アクセス材料(RAM)オンライン固相抽出(SPE)を高速液体クロマトグラフィー-同位体希釈タンデム質量分析(HPLC-MS/MS)とピークフォーカシングを組み合わせた。RAMによる試料クリーンアップは,高分子量マトリックス成分の除去のためのサイズ排除クロマトグラフィー,及び標的化合物の抽出と予備濃縮のための逆相分配の両方に依存する。尿,又は血清中のTCC,2′-OH-TCC,及び3′-OH-TCCは,RAM SPEカラムによって濃縮し,SPEカラムから逆溶出させ,ピークフォーカシングのために混合用ティーによって希釈し,HPLCによって分離して同位体希釈-MS/MSによって検出した。本法は,少量の試料(50μL)と最小の試料前処理を必要とする。検出限界(LOD)は0.01-0.1ng/mLの範囲であった。TCCへの暴露が不明の成人から収集した158の尿試料と16の血清試料中のTCCとその代謝物の測定に本法を適用した。TCCは尿試料の35.4%中の検出された(範囲:LOD以下から401ng/mLまで)。高感度な本法は,ラギッドであると共に効率がよく費用効果にすぐれ,疫学的研究用の大量の試料の分析を可能にする。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  生物薬剤学(臨床) 
物質索引 (3件):
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