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J-GLOBAL ID:201202296579783820   整理番号:12A1160787

菌体外多糖類(EPS)産生性Lactobacillus paraplantarum BGCG11のキャラクタリゼーションとそのEPS非産生系統のプロバイオティクスとしての可能性

Characterisation of the exopolysaccharide (EPS)-producing Lactobacillus paraplantarum BGCG11 and its non-EPS producing derivative strains as potential probiotics
著者 (11件):
資料名:
巻: 158  号:ページ: 155-162  発行年: 2012年08月17日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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伝統的発酵食品は,機能性スターターとして働く特異的形質を持つ株の分離と培養株コレクションの生物多様性を保つために最良の源である。さらに,これらの株は,プロバイオティクスを含有する健康に良い食品の配合に使用できる。プロバイオティクスとして働く株の合理的な選別のために,いくつかのin vitro試験が提案されてきた。本研究で,我々はLactobacillus paraplantarum BGCG11株のプロバイオティク能を検討した。同株はセルビアの自家製のソフトホワイトチーズから分離され,縄状の菌体外多糖類(EP)を産生する。また,プロバイオティク能に占めるEPの推定上の役割を知るために,EP表現型を失った3つのノボビオシン誘導株も同様にキャラクタリゼーションした。化学的な胃腸条件下で,食品基質(1%脱脂乳)に含まれた時だけ,すべての株は約1-2%(培養可能細菌106~107cfu/ml)生残できた。株は胆汁酸塩および胃または膵臓酵素よりも酸性条件に耐性を示した。そして,それはチーズ生息環境での酸性条件への親株の前適応によるものであろう。縄状EPは産生株の生残を改善しなかった。BGCG11株を囲むEPS層の存在は試験した3つの腸上皮細胞株への付着を妨げた。プロバイオティクスとしてのこれらの株の有望な応用対象を提案すること目指して,末梢血単核細胞のサイトカイン産生(PBMC)を検討した。非縄状株がより高い炎症誘発性応答を誘発したのに対して,EPS-産生性L.paraplantarum BGCG11株は消炎または免疫抑制性を示した。さらに,精製縄状EPS(1,10および100μg/ml)の濃度増加によりPBMCを活性化したとき,サイトカイン特性はEPS産生性乳酸菌で得られそれらと類似し,その免疫応答におけるこのバイオポリマーの推定上の役割を示していた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物学(ウイルス以外)一般  ,  発酵食品一般 
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