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J-GLOBAL ID:201202296597301077   整理番号:12A1262260

ストレプトゾトシン糖尿病ラットにおいて,タマリンド種子の水抽出物はグルコース輸送体2,グルコース輸送体4及び膵島細胞内カルシウム濃度を選択的に増加させ,β細胞増殖を刺激し,その結果グルコースホメオスタシスを改善する

Aqueous extract of tamarind seeds selectively increases glucose transporter-2, glucose transporter-4, and islets’ intracellular calcium levels and stimulates β-cell proliferation resulting in improved glucose homeostasis in rats with streptozotocin-induced diabetes mellitus
著者 (2件):
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巻: 32  号:ページ: 626-636  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Tamarindus indica Linn.はアジアの食品や伝統薬の中で長く使われてきたが,その作用の分子機構は完全には解明されていない。タマリンド種子の高濃度のポリフェノールとフラボノイドによる多次元活性から,タマリンド種子の水抽出物(TSE)のインスリン模倣作用は肝臓のグルコース輸送体(GLUT)ファミリーとステロール調節要素結合蛋白質(SREBP) 1cメッセンジャーRNA(mRNA)遺伝子発現増加によりグルコース取込が増加するため生じるという仮説を立てた。ストレプトゾトシン2型糖尿病雄WistarラットへのTSE毎日4週間経口投与(120,240mg/kg 体重)は,細胞内カルシウム及び単離Langerhans島のインスリン分泌と正に相関した。タマリンド種子抽出物投与は,糖尿病ラットの肝臓でのGLUT-2蛋白質とSREBP-1c mRNA発現,骨格筋でのGLUT-4蛋白質とmRNA発現を有意に改善した。血清酸化窒素(NO),糖化ヘモグロビン濃度(ヘモグロビンA1c)及び腫瘍壊死因子α(TNF-α)はTSE投与後に減少した。免疫組織化学的知見から,TSEはSTZ誘導性アポトーシスを取り消し,β細胞新生を増加させることが分かった。TSEの抗糖尿病作用はβ細胞新生,カルシウム処理,GLUT-2,GLUT-4,SREBP-1cの複合機構によるものであることが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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野菜とその加工品  ,  糖質の代謝と栄養  ,  代謝異常・栄養性疾患の治療 
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