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J-GLOBAL ID：201302247665799646   整理番号：13A1077989

ヒマワリのセシウム吸収に及ぼす土壌交換性塩基の影響

著者 (4件)： 松村昭治 (東京農工大 農) ,  遠藤雄大 (東京農工大 農) ,  蜷木朋子 (東京農大 応用生物科学) ,  後藤逸男 (東京農大 応用生物科学)
資料名： 日本土壌肥料学雑誌  (Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition)
巻： 84  号： 3  ページ： 175-178  発行年： 2013年06月05日 
JST資料番号： G0156A  ISSN： 0029-0610  CODEN： NIDHAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島原発事故後,ヒマワリによるセシウムの除去が試みられ効果は期待できないとされた。植物による養分吸収は必須元素を優先的に吸収すると考えられるため,土壌交換性塩基(カリウム,カルシウム,マグネシウム)がヒマワリのセシウム吸収に及ぼす影響を検討した。土壌は黒ぼく土を用い,セシウムとカリウムは3段階,カルシウムとマグネシウムは2段階に設定して添加してヒマワリを栽培した。栽培後のヒマワリは花,葉,茎,根に分け,セシウムは質量分析装置,他は発光分析装置で分析した。土壌の交換性カリウム濃度が1cmol_c/kg以下であればセシウムを効率よく吸収させることができ,カルシウム,マグネシウムはある程度高い濃度の方がセシウム吸収は促進される。セシウム吸収量とカリウム,カルシウム,マグネシウムの吸収量の関係については,カリウムで強い相関性が確認された

シソーラス用語： *ヒマワリ ,  *セシウム ,  カリウム ,  カルシウム ,  マグネシウム ,  養分吸収 ,  黒ぼく土 ,  *置換性塩基 ,  生体吸収 ,  土壌浄化 ,  放射能汚染 ,  土壌汚染 ,  ファイトレメディエーション

分類 (3件)： 土壌化学  (FB04040C) ,  油料作物  (FC03074V) ,  環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヒマワリ ,  セシウム ,  土壌 ,  交換性塩基