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J-GLOBAL ID：201302249667088871   整理番号：12A1644478

アデニンチミン陰イオン塩基対におけるプロトン移動過程に及ぼす銅イオンCu(2+)の影響

Effects of Cu(2+) on Proton Transfer Processes in an Adenine-Thymine Anion Base Pair

著者 (3件)： Zhang Feng (School of Physical Sci. and Technol., Southwest Jiaotong Univ., Chengdu) ,  Wang Hongyan (School of Physical Sci. and Technol., Southwest Jiaotong Univ., Chengdu) ,  Lin Yuexia (School of Physical Sci. and Technol., Southwest Jiaotong Univ., Chengdu)
資料名： Wuli Huaxue Xuebao  (Wuli Huaxue Xuebao)
巻： 27  号： 12  ページ： 2799-2804  発行年： 2011年 
JST資料番号： W0391A  ISSN： 1000-6818  CODEN： WHXUEU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： アデニンチミン(A-T)塩基対陰イオン(AT)-,およびCu(2+)でカチオン化した(A-T)塩基対陰イオンのプロトン移動過程を,B3LYP/DZP++法を用いて研究した。(A-T)塩基対陰イオンについて,チミンのN_(25)部位のプロトンH_(26)がアデニンのN_(10)部位に移動する単一プロトン移動過程が見出された。メタルカチオンCu(2+)は,(AT)-中のチミンの0_(24)および0_(28)部位と共に,アデニンのN_4およびN_(13)に,配位相互作用によって配位する。チミンの0_(24)と0_(28)部位に配位したCu(2+)は,チミンからアデニンへの単一プロトン移動が可能である。しかしながら,Cu(2+)がアデニンのN_4またはN_(13)と相互作用するとき,二重プロトン移動生成物が安定であることがわかった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *プロトン移動 ,  *アニオン ,  *塩基対 ,  金属イオン ,  銅化合物 ,  相互作用 ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  ヒドロキシ化合物 ,  銅イオン
準シソーラス用語： *陰イオン

分類 (1件)： 化学一般その他  (CA01060X)

物質索引 (2件)： アデニン ,  チミン

タイトルに関連する用語 (6件)： 陰イオン ,  塩基対 ,  プロトン ,  移動過程 ,  銅イオン ,  Cu