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J-GLOBAL ID:201302264818966859   整理番号:13A0511875

ポリ(ジアリルマロノニトリル)を用いた高分子固体電解質の特性

Properties of Polymer Electrolytes Based on Poly(diallylmalononitrile)
著者 (9件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 29-33 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: G0122A  ISSN: 0386-2186  CODEN: KBRBA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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イオン移動が高分子鎖のセグメント運動と協同しないデッカプル系の高分子固体電解質の合成,イオン伝導率,および熱特性を検討した。マロノニトリルと臭化アリルから合成した2,2-ジアリルマロノニトリルを,AIBN開始剤を用いてラジカル環化重合を行いポリ(2,2-ジアリルマロノニトリル)(poly-1)を調製した。poly-1は,主鎖に5員環の環状構造を含み,極性基としてシアノ基をもつ剛直な構造を有していた。poly-1およびリチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド(LiTFSI)からなる高分子固体電解質を,アセトニトリル溶液から流延成形により高分子複合薄膜を調製した。poly-1/LiTFSI薄膜のガラス転移温度(Tg),熱分解性の5%重量損失温度(Td5%),およびイオン伝導率を測定した。イオン伝導率は,リチウム塩濃度の増加に伴い高くなり典型的なデッカプリング性を示した。Tgは,リチウム塩濃度の増加に伴い低下傾向,Td5%はリチウム塩濃度によらず400°C以上の高い熱安定性を示した。
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分類 (4件):
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重合反応一般  ,  高分子固体のその他の性質  ,  高分子固体の物理的性質  ,  電池一般 
物質索引 (5件):
物質索引
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引用文献 (28件):
  • 1) a) “Polymer Electrolyte Reviews”, J. R. MacCallum and C. A. Vincent, eds., Vol. 1, Elsevier, London (1987).
  • b) “Polymer Electrolyte Reviews”, J. R. MacCallum and C. A. Vincent, eds., Vol. 1, Elsevier, London (1989).
  • 2) “Solid State Electrochemistry”, P. G. Bruce, ed., Cambridge University Press, Cambridge (1995), p. 95.
  • 3) “Applications of Electroactive Polymers”, B. Scrosati, ed.,Chapman and Hall, London (1993), p. 251.
  • 4) F. M. Gray, “Polymer Electrolytes”, The Royal Society of Chemistry, London (1997).
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