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J-GLOBAL ID:201302271828989918   整理番号:13A0627474

システムズ・レジリエンス-回復能力を構築しより信頼できるシステムへ-

著者 (1件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 11-14  発行年: 2013年03月20日 
JST資料番号: L0936A  ISSN: 0289-2804  CODEN: EREBE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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レジリエンスとは,環境の大きな変化に対して,一時的に機能を失ったとしても柔軟に回復できる能力を指す概念である。大きく分けて冗長性,多様性,適応性という3つのレジリエンス戦略があると考える;(1)冗長性:工学システムにおいて冗長性を持つことは一般的に行われている。相互運用性は冗長性を高める1つの手段であり,2001年の米国同時テロの時,警察・消防等の通信システムが相互運用性を持たなかったため緊急対応が遅れた。(2)多様性:多様性はシステムをインテリジェントにするために極めて重要な役割を持つ。ボーイング777のコンピューターシステムは,異なるメーカーのハードウェア,異なるオペレーションシステム,異なる制御ソフトウェアが使われている。設計に問題があった場合に,全てのコンピュータが同時に問題を起こしてしまうからである。(3)適応性:フィードバックは適応性戦略である。環境やシステム状態の変化をセンスして,フィードバックすることにより,システムを安全に保つ。レジリエントなシステムを構築・運用するための共通な知識体系を構築することを目標に,領域横断型研究プロジェクト「システムズ・レジリエンス」を立ち上げた。どのような環境条件で,冗長性,多様性,適応性それに能動的レジリエンスのどのような組み合わせが最適であるのかを本プロジェクトで明らかにしたい。
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分類 (1件):
分類
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人間機械系 
タイトルに関連する用語 (5件):
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