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J-GLOBAL ID：201302291366604668   整理番号：13A1827114

大丸有地区の屋外アメニティ空間における温熱環境と利用状況の調査

著者 (4件)： 安藤邦明 (竹中工務店) ,  西田恵 (竹中工務店) ,  三坂育正 (日本工大) ,  成田健一 (日本工大)
資料名： アーバンインフラ・テクノロジー推進会議技術研究発表会(Web)
巻： 24th  ページ： A6 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0365A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 人の利用状況に及ぼす温熱環境や空間構成要素の影響を評価することを目的として,大丸有地区の屋外アメニティ空間を対象とした調査を行なった。屋外アメニティ空間は樹木を効果的に配置し緑量を確保しているため,都道よりも気温の平均値が最大で2°C程度低いことが分かった。また利用スペース付近は緑陰によって良好な微気象が形成されている場所が多く,夏季であっても積極的な利用が確認できた。そこで,温熱環境と利用状況の関係性を把握した結果,夏季における屋外利用には日射量が100[W/m2]以下であることが望ましく,1[m/s]程度の微風が必要であることが定量的に把握できた。さらに,秋季に比べると夏季は許容できる環境の幅が広く,暑さに馴化していることが推測できた。調査結果を受け,屋外空間の有効利用が多様なワークスタイルやライフスタイルを実現し,今後の低炭素社会における新たな解決の一手となる可能性を秘めていることを示唆した。(著者抄録)

シソーラス用語： 東京都 ,  都心 ,  *屋外 ,  *温熱環境 ,  *快適性 ,  *利用調査 ,  空間構成 ,  気温 ,  風速 ,  日射量 ,  相対湿度 ,  表面温度 ,  経時変化 ,  夏 ,  秋 ,  微気象 ,  熱画像 ,  アンケート ,  許容範囲
準シソーラス用語： 大丸有地区 ,  SET【温度】

分類 (2件)： 住居地域計画一般  (RD03010G) ,  建築環境一般  (RB02010T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 大丸有地区 ,  屋外 ,  アメニティ ,  温熱環境 ,  利用状況 ,  調査