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J-GLOBAL ID：201302295666912890   整理番号：13A0040537

機能性電極の創成とバイオセンシング 4 ナノカーボン薄膜を利用した機能性電極創成とバイオセンシング

著者 (5件)： 丹羽修 (産業技術総合研 バイオメディカル研究部門) ,  加藤大 (産業技術総合研 バイオメディカル研究部門) ,  鎌田智之 (産業技術総合研 バイオメディカル研究部門) ,  栗田僚二 (産業技術総合研 バイオメディカル研究部門) ,  廣野滋 (MESアフティ)
資料名： 電気化学および工業物理化学  (Electrochemistry)
巻： 81  号： 1  ページ： 36-42  発行年： 2013年01月05日 
JST資料番号： G0072A  ISSN： 1344-3542  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者らは各種スパッタ法を用いて,電気化学分析やバイオセンサへの応用を目的としたナノカーボン薄膜材料の研究開発を行っている。その概要を紹介した。電子サイクロトロン共鳴(ECR)スパッタ法により形成されたナノカーボン薄膜電極(ナノカーボン薄膜電極の構造と電気化学特性,ナノカーボン膜を用いたDNA関連分子の検出,UV/オゾンプロセスによるナノ構造電極の形成),アモルファスITO電極による選択的な生体分子検出,ハイブリッド型炭素薄膜電極を用いた生体分子の検出について述べた。ECRスパッタ法を中心に真空法で形成したナノカーボン膜では,表面の親疎水性や表面形状,さらには,結合構造等を制御することにより,広い電位窓と高い電気化学的活性,更には,生体分子の吸着抑制などを実現した。その結果,様々な応用場面が広がった。

シソーラス用語： *電極材料 ,  *バイオセンサ ,  *クラスタ分子 ,  *ナノ構造 ,  *薄膜 ,  *カーボンナノチューブ ,  *炭素材 ,  化学分析 ,  電解分析 ,  薄膜成長 ,  サイクロトロン共鳴 ,  スパッタリング ,  *ECRプラズマ ,  *膜電極 ,  DNA【核酸】 ,  示差パルスボルタンメトリー ,  紫外線照射 ,  オゾン ,  オゾン処理 ,  電子移動 ,  非晶質 ,  分子 ,  選択性 ,  ハイブリッド複合材料 ,  親水性 ,  疎水性 ,  形態 ,  吸着 ,  *グラフェン ,  ナノシート
準シソーラス用語： *バイオセンシング技術 ,  *ナノカーボン ,  *グラフェンシート ,  電気化学分析 ,  電子サイクロトロン共鳴 ,  薄膜電極 ,  微分パルスボルタンメトリー ,  直接電子移動 ,  ITO電極 ,  生体分子 ,  表面形状

分類 (4件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  分析機器  (CC02020S) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A)

引用文献 (45件)：

• 1) R. L. McCreery, Chem. Rev., 108, 2646 (2008).
• 2) R. M. Wightman, L. J. May, and A. C. Michael, Anal. Chem., 60, A769 (1988).
• 3) T. Malinski and Z. Taha, Nature, 358, 676 (1992).
• 4) A. C. Ferrari and J. Robertson, Phys. Rev. B, 61, 14095 (2000).
• 5) Y. Ohno, K. Maehashi, and K. Matsumoto, Biosens. Bioelectron., 26, 1727 (2010).

タイトルに関連する用語 (4件)： 機能性 ,  創成 ,  バイオセンシング ,  カーボン薄膜