文献

J-GLOBAL ID：201302298803346694   整理番号：13A0708310

ヒト膀胱癌細胞株BIU-87,T24,EJ,EJ-M3における腫瘍関連遺伝子LASS2の発現

Expression of a tumor-associated gene, LASS2, in the human bladder carcinoma cell lines BIU-87, T24, EJ and EJ-M3

著者 (6件)： ZHAO Qinghua (Second Affiliated Hospital of Kunming Medical Univ., Kunming, CHN) ,  WANG Haifeng (Second Affiliated Hospital of Kunming Medical Univ., Kunming, CHN) ,  YANG Mingying (Second Affiliated Hospital of Kunming Medical Univ., Kunming, CHN) ,  YANG Delin (Second Affiliated Hospital of Kunming Medical Univ., Kunming, CHN) ,  ZUO Yigang (Second Affiliated Hospital of Kunming Medical Univ., Kunming, CHN) ,  WANG Jiansong (Second Affiliated Hospital of Kunming Medical Univ., Kunming, CHN)
資料名： Experimental and Therapeutic Medicine  (Experimental and Therapeutic Medicine)
巻： 5  号： 3  ページ： 942-946  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： W2346A  ISSN： 1792-0981  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ギリシャ (GRC)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト癌の転移抑制因子であるLASS2は最も豊富に発現するセラミドシンターゼ遺伝子ファミリーである。しかし,LASS2がヒト膀胱癌細胞株で発現しているかどうかは明らかではない。本研究では,ヒト膀胱癌におけるLASS2の発現とその意義について,BIU-87,T24,EJ,EJ-M3の各ヒト膀胱癌細胞株で検討した。これらの腫瘍細胞株内では,EJ-M3が最も悪性だった。LASS2 mRNA発現は増殖,転移,侵襲と有意に相関したが,そのような相関はLASS1やLASS3では認められなかった。蛋白質レベルでは,LASS2はより悪性の腫瘍細胞において高発現だった。以上の結果は,LASS2発現が,ヒト膀胱癌の発症と進行と相関し,予後の指標となる可能性を示す。

シソーラス用語： *膀胱腫瘍 ,  腫瘍細胞 ,  *癌抑制遺伝子 ,  遺伝子発現 ,  腫瘍転移 ,  培養細胞
準シソーラス用語： *LASS2

分類 (2件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  泌尿生殖器の腫よう  (GM04000S)

タイトルに関連する用語 (5件)： ヒト ,  膀胱癌 ,  細胞株 ,  腫瘍関連遺伝子 ,  発現