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J-GLOBAL ID：201402251423953475   整理番号：14A0772612

複数のビス(イミノ)ピロール部位を持つ籠型配位子を用いた多核マンガン錯体の合成

著者 (3件)： 丹下晃介 ,  畑中翼 ,  舩橋靖博
資料名： 日本化学会講演予稿集  (日本化学会春季年会講演予稿集)
巻： 94th  号： 2  ページ： 416  発行年： 2014年03月12日 
JST資料番号： S0493A  ISSN： 0285-7626  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 光化学系IIに存在する酸素発生中心であるMn₄O₅Caクラスター部位を模した錯体分子を合成することを目的に,籠型配位子を用いた多核マンガン錯体の合成を検討した。ビスイミノピロール部位を持つ籠型配位子に対して,5当量のナトリウムエトキシドと3当量の無水塩化マンガンを反応させることで,三核マンガン錯体が得られた。単結晶X線構造解析の結果,マンガン3つとナトリウム1つの間をエトキシドとヒドロキシドが架橋したキュバン型クラスターが籠型配位子の内部で構築されていることがわかった。ナトリウムエトキシド以外の塩基を用いた結果に関しても本発表で議論する予定である。(著者抄録)

シソーラス用語： *マンガン錯体 ,  多核錯体 ,  *窒素複素環化合物 ,  光化学系II ,  *酸素発生 ,  モデル化合物 ,  *ナトリウム錯体 ,  ヒドロキソ錯体 ,  *脂肪族アルコール ,  橋架け錯体 ,  クラスタ分子 ,  *化学合成 ,  錯体生成 ,  大環状錯体 ,  クラスター錯体 ,  クバン型錯体 ,  ピロール類
準シソーラス用語： クバン錯体 ,  ピロール誘導体 ,  錯体形成

分類 (4件)： 配位化合物一般  (CE01010G) ,  窒素複素環化合物一般  (CF07040G) ,  脂肪族アルコール  (CF03090H) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O)

物質索引 (2件)： エタノール ,  13,15,28,30,31,33-ヘキサメチル-14,29-[1H-ピロール-2,5-ジイルビス[(ニトリロメチリジン)メチレン]]-3,10,18,25,32,34-ヘキサアザペンタシクロ[25.3.1.1^5,8.1^12,16.1^20,23]テトラトリアコンタン-5,7,9,16(33),18,20,22,24,27(31)-ノナエン

タイトルに関連する用語 (5件)： ビス ,  ピロール ,  籠 ,  配位子 ,  マンガン錯体