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J-GLOBAL ID：201402277658489996   整理番号：14A0900795

日本発プラスチックの開発ストーリー 第1回 エチレン・ビニルアルコール共重合体(EVOH)「エバール」

著者 (1件)： 大木弘之 (クラレ)
資料名： プラスチックス  (Japan Plastics)
巻： 65  号： 8  ページ： 68-73  発行年： 2014年08月10日 
JST資料番号： F0254A  ISSN： 0555-7887  CODEN： PRSKAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本で発明,開発された高分子材料の中で歴史が最も古いポリエチレン-ビニルアルコール(略号:EVOH)の開発経緯,品種,特性,用途などを最初に開発した(株)クラレの資料に基づいて解説した。最も際立った特長はポリビニルアルコールのガスバリヤ性,耐有機溶剤性とポリエチレンの特長である熱溶融成形性,耐水性を併せ持つことである。共重合比を変えることによって性能を制御でき,用途に対応するガスバリヤ性と成形加工性を持つ品種(現在6品種)を選択することができる。主用途はガスバリヤ性を重視する食品包装,自動車燃料タンク,床暖房システム配管(循環水に酸素が溶け込むことによる機器の劣化を防止)などである。最近の傾向として他樹脂との共押出などによる複合化によって性能が向上し,用途が拡大しつつある。

シソーラス用語： *EVOH ,  *製品開発 ,  日本 ,  *科学史 ,  特性 ,  *ガスバリヤ性 ,  *耐性 ,  熱成形 ,  *成形性 ,  *耐水性 ,  単量体 ,  比率 ,  設計 ,  食品包装 ,  *プラスチックフィルム ,  *包装材料 ,  *材料 ,  *燃料タンク ,  *床暖房 ,  共押出
準シソーラス用語： *ポリエチレン-ビニルアルコール ,  *開発史 ,  共押出成形 ,  *自動車材料 ,  *食品包装フィルム ,  性能設計 ,  *耐溶剤性

分類 (2件)： その他の高分子材料  (YH07150C) ,  高分子固体の物性一般  (CG02021V)

タイトルに関連する用語 (6件)： 日本 ,  プラスチック ,  開発 ,  ストーリー ,  エチレン・ビニルアルコール共重合体 ,  EVOH