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J-GLOBAL ID:201602232683616494   整理番号:16A0935580

各種バイオチャー由来の溶存有機物の分光学的特性評価とそれらの多環式芳香族炭化水素(PAHs)結合親和性

Spectroscopic characterization of dissolved organic matter derived from different biochars and their polycylic aromatic hydrocarbons (PAHs) binding affinity
著者 (7件):
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巻: 152  ページ: 399-406  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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近年,バイオチャーは環境の各種部門における適用拡大により大きな注目を集めている。バイオチャー適用の実行可能性はその物理的および化学的特性とバイオチャー由来溶存有機物(DOM)特性に依存している。バイオチャー由来のDOMの分光学的特性と疎水性有機化合物(HOCs)との結合能を研究した。DOM溶液は熱分解により作製した5種のバイオチャーから分離し,溶存有機炭素(DOC)含有量を分析した。UV-Vis吸収および励起発光マトリックス(EEM)蛍光分光分析で分析し,DOC水分配係数(KDOC)はPAHsおよびDOM存在下で計算した。DOC含有量および推定した芳香族性(SUVA254)は選定したバイオチャーで異なった。ダイズ藁バイオチャー(SBBC)由来のDOMは最大のDOC含有量で,次いで稲藁バイオチャー(RSBC)であった。SBBCおよびRSBCの蛍光励起/発光マトリックスにおける長波長でのピーク位置は他の3種のバイオチャーのピーク位置と一致し,SBBCおよびRSBCが比較的大きな腐植化を有することを示した。これはKDOC値と良く一致し,KDOC値の主要要因がバイオチャー由来DOM腐植化の程度であることを示唆した。光学的分析がバイオチャー由来DOMの特性に関する有益な情報を提供し,毒性有機化合物を低減する環境浄化に適用できることを示した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  炭素とその化合物 

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