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J-GLOBAL ID:201602235209214400   整理番号:16A1183248

13C CP-MASNMRおよび1H DQMAS NMRによりモニターされたカイコの絹フィブロインフィルムのグリセリン誘導コンフォメーション変化

Glycerin-Induced Conformational Changes in Bombyx mori Silk Fibroin Film Monitored by 13C CP/MAS NMR and 1H DQMAS NMR
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年09月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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乾燥状態の純粋なBombyx mori(B. mori)絹フィブロイン(SF)フィルムの硬くて脆い特性を改善するために,グリセリン(Glyc)が可塑剤として使用されてきた。しかしながら,Glyc混合SFフィルムの構造的特徴化に関する研究は非常に限られている。本研究では,13C交差偏光/マジカル角スピニング核磁気共鳴(CP/MASNMR)を用いて,Glyc濃度を変化させることによって膜の構造変化を観察した。フィルム中の僅か5重量%のGlycの存在はSFにおいて有意な構造変化を誘導し,Silk I*(繰り返しII型βターンおよびαヘリックスなし)が新たに現れた。Glyc濃度がさらに増加すると,9重量%Glyc濃度まではSilkI *の割合は直線的に増加し,その後ほぼ一定(30%)になる傾向があった。この値(30%)は,成熟カイコB. moriに存在するSFのすべてのAla残基のうち,Silk I*形態内のAla残基の割合と同じであった。Glyc混合SFフィルムの1H DQMAS NMRスペクトルにより,Glyc混合SFフィルムにおけるSilk I *の様子を確認した。Silk I*型を含むGlyc-SF複合体の構造モデルは,1H-2量子マジック角スピニング(DQMAS)NMRスペクトルから得られた1H-1H距離拘束を用いた分子動力学(MD)シミュレーションの指針を提案した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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高分子の立体構造  ,  分子構造  ,  繊維材料一般 
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