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J-GLOBAL ID:201602239264460493   整理番号:16A1101243

SiO2とCaF2の被覆アーク溶接時挙動とそれがCaO-CaF2-SiO2型ENiCrFe-7被覆電極のスラグ剥離性に及ぼす効果

SiO2 and CaF2 Behavior During Shielded Metal Arc Welding and Their Effect on Slag Detachability of the CaO-CaF2-SiO2 Type ENiCrFe-7-Covered Electrode
著者 (4件):
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巻: 47  号:ページ: 4530-4542  発行年: 2016年09月 
JST資料番号: E0265B  ISSN: 1073-5623  CODEN: MTTABN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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被覆アーク溶接(SMAW)における冶金学的挙動とCaO-CaF<sub>2</sub>-SiO<sub>2</sub>型ENiCrFe-7被覆電極のスラグ剥離性を研究した。フラックス被覆材のSiO<sub>2</sub>含量を低くするとスラグ剥離性は改善できそうだという結果が得られた。フラックス被覆材のSiO<sub>2</sub>が10.9%であれば,約28.3%CaF<sub>2</sub>の時にスラグ剥離性が最良になる。フラックス被覆材のSiO<sub>2</sub>とCaF<sub>2</sub>はSMAWの際に反応してSiF<sub>4</sub>ガスとなり排気される。その反応においては,一つのSiO<sub>2</sub>は二つのCaF<sub>2</sub>を消費してCaF<sub>2</sub>/SiO<sub>2</sub>の比率は低下する。スラグ組成を比較すると,スラグ剥離性が一番良い比率はCaO:CaF<sub>2</sub>:SiO<sub>2</sub>=1.7:1.8:1の場合で,もっとも悪いのはCaO:CaF<sub>2</sub>:SiO<sub>2</sub>=1.3:0.9:1の場合のようである。XRDによれば,スラグ中の酸化物とフッ化物は凝集してクスピディン相や他の複雑な相を形成する傾向がある。スラグにおいてCaF<sub>2</sub>が支配的であれば,スラグは比較的強度の大きな均質多孔性ミクロ組織を形成して,溶接部からブロックとして分離して良好なスラグ剥離性を示す。クスピディン相が多いとスラグは岩石層のようなミクロ組織を粒界領域で示す。そのようなミクロ組織は非常に脆くて細かな粉末に砕けて溶接波形に埋め込まれるのでスラグへばりつきを起こす。情報とデータを提供したので,本研究は溶接材料のメーカーやユーザーに有用であろう。Copyright 2016 The Minerals, Metals & Materials Society and ASM International Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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溶接材料 

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