文献
J-GLOBAL ID:201602240212591357   整理番号:16A0661321

イミダゾリウムタンタル酸塩イオン液体の加水分解から得たハイブリッド酸化タンタルナノ粒子 エタノール/水溶液からの水素発生に向けた有効な触媒

Hybrid tantalum oxide nanoparticles from the hydrolysis of imidazolium tantalate ionic liquids: efficient catalysts for hydrogen generation from ethanol/water solutions
著者 (7件):
資料名:
巻:号: 19  ページ: 7469-7475  発行年: 2016年05月21日 
JST資料番号: W0204B  ISSN: 2050-7488  CODEN: JMCAET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
等モル量の1-n-ブチル-3-メチルイミダゾリウムクロリド(BMI・Cl)や1-n-デシル-3-メチルイミダゾリウムクロリド(DMI・Cl)とTaCl5の反応は,イミダゾリウムタンタル酸塩イオン液体(IL)であるBMI・TaCl6(1)やDMI・TaCl6(2)を生成した。イオン液体1と2の加水分解は,ハイブリッド状の酸化タンタルナノ粒子(NP)を生成し,その粒子径分布は,用いたILの性質に依存した(IL1からは3.8~22nm,IL2からは1.5~6nm)。かなりの粒子の凝集/凝塊化が,焼成によって同ハイブリッド材料からILを除去した後に見られ,主に大きな粒子(主にバルク状酸化タンタル)を形成した。それらの新しいハイブリッド状Ta2O5/IL NPは,室温でのエタノールの改質による水素生産に対して高活性な光触媒ナノ材料であった。最大7.2mmolH2g-1h-1の水素発生速度と最大17%という高い見かけの量子収率を測定した。共触媒として超微粒子Pt NP(1.0±0.3nm)でスパッタ装飾したハイブリッド状Ta2O5/IL NPは,高い水素生産(9.2H2mmolg-1h-1;見かけの量子収率は22%)に至る活性に到達した。その焼成材料(Pt NP有り,または無し)は,同じ反応条件下ではるかに低い光触媒活性を示した(最大2.8H2mmolg-1)。ハイブリッド状Ta2O5/IL NPの顕著な活性は,親水性領域を提供して極性分子(水とアルコール)の半導体活性光触媒部位への接近を促進する残存ILの存在と関係するようである。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
触媒の調製  ,  光化学反応 
物質索引 (3件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る