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J-GLOBAL ID:201602242739713280   整理番号:16A1069079

海の堆積物から分離されたActinobacteriaであるCellulosimicrobium marinum sp.nov.

Cellulosimicrobium marinum sp. nov., an actinobacterium isolated from sea sediment
著者 (7件):
資料名:
巻: 198  号:ページ: 439-444  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: A0450A  ISSN: 0302-8933  CODEN: AMICCW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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新規のグラム染色陽性のActinobacteriaをインドネシアで採集した海洋堆積物検体から分離してRS-7-4Tとし,多相性のアプローチを用いてその分類学的な位置を調べた。RS-7-4T株は増殖の初期に栄養菌糸を形成することが観察されたが,菌糸はしだいに短い桿状から球状細胞へと断片化した。増殖は,15~37°C,pH6.0~11.0および0~7%(w/v)のNaClが存在するときに生じた。16S rRNAの遺伝子配列の比較に基づいた系統解析から,RS-7-4T株が98.08~99.10%の相同性の範囲でCellulosimicrobium属の菌に非常に近縁であることが明らかにされた。RS-7-4T株のペプチドグリカン型はA4α L-Lys-L-Thr-D-Aspであることが分かった。最も多いメナキノンはMK-9(H4)で,主な脂肪酸はアンテイソ-C15:0,イソ-C15:0およびアンテイソ-C17:0であった。DNAのG+C含量は75.6モル%であった。これらの化学分類学的な特徴はCellulosimicrobium属のものに相当した。一方,DNA-DNAハイブリダイゼーション,および生理的試験と生化学的試験の結果から,RS-7-4T株がCellulosimicrobium属と認知された種とは異なることが明らかにされた。従って,RS-7-4T株はCellulosimicrobium属の新種であり,RS-7-4T株に対しCellulosimicrobium marinum sp.nov.という名前を提唱する。基準株はRS-7-4T(=NBRC 110994TIna=InaCC A726T)である。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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