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J-GLOBAL ID:201602247065561153   整理番号:16A1000959

広帯域小型化アンテナ基板のためのNi0.5Zn0.3Co0.2In0.1Fe1.9O4フェライトの透磁率と誘電率の整合

Matching permeability and permittivity of Ni0.5Zn0.3Co0.2In0.1Fe1.9O4 ferrite for substrate of large bandwidth miniaturized antenna
著者 (4件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 2816-2823  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: W0003A  ISSN: 0957-4522  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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共沈法によって,公称組成Ni0.5Zn0.3Co0.2In0.1Fe1.9O4のニッケル亜鉛コバルトインジウムフェライトを合成した。構造及び電磁気特性に及ぼす焼結温度の影響を10MHzから6GHzまでの周波数範囲にわたって研究した。焼結温度を800から1000°Cまで上昇させると結晶サイズは45から60nmに増加する。比透磁率(μr)及び比誘電率(εr)は,共に,焼結温度と共に5から8の間で変化し,700MHzまで首尾一貫していたが,フェリ磁性共鳴周波数は,900から700MHzに低下する。900°Cの焼結温度では,透磁率と誘電率のそれぞれのほぼ整合した値である5.5と5.3が700MHzまで得られた。損失正接は,同じ周波数帯で10-2のオーダーであることが分る。εr(~5.3)とμr(~5.5)の整合値は,基板材料の自由空間との適切なインピーダンス整合に非常に有効である。高周波数構造シミュレータの解析では,合成した磁気-誘電材料に基づくアンテナは,450MHzの共振周波数において,サイズ小型化(~65%),反射損失(RL)15%低下,-10dB RL帯域幅増加(8-12%)及び電圧定在波比帯域幅増加(9-13%)を示す。観察された整合値は,また,より高い利得及び放射効率をもたらす。従って,適切に焼結したNi0.5Zn0.3Co0.2In0.1Fe1.9O4フェライトの調査で得られた優れた電磁特性は,未来の電子デバイスのためのマイクロストリップアンテナの小型化における基板材料として用いられる多くの可能性を示す。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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セラミック・磁器の性質  ,  アンテナ 

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