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J-GLOBAL ID:201602249120440131   整理番号:16A0670841

界面水の秤動の実験的検出 水の回転ポテンシャルは空気/水界面においてバルク液体よりも剛直である

Experimentally probing the libration of interfacial water: the rotational potential of water is stiffer at the air/water interface than in bulk liquid
著者 (3件):
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巻: 18  号: 27  ページ: 18424-18430  発行年: 2016年07月21日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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液体水の多くの特性が水素結合ネットワークにより決定される。水界面の生成はこのネットワークを終わらせなければならないので,水の界面特性はバルク水とは大きく異なると予期される。興味をそそられることに,従来の多くの実験および理論的研究は時間平均構造およびピコ秒構造動力学,空気/水界面における水素結合OH基はバルク液体水における水素結合OH基と同様に挙動することを見いだした。本報はレーザによる振動和周波数分光法を用い,水の秤動(即ちフラストレート回転)の最初の実験的観察を報告した。本モードが同温度のバルク液体水よりも834cm-1,≒165cm-1高い振動数をもち,バルク氷でも同様であることを見いだした。秤動振動数はは水の回転ポテンシャルの剛直性と比例するので,この増大は空気/水界面におけるバルク水の水素結合ネットワークの終端が水素結合まわりの回転を遅くすることを示唆した。バルク液体水中の秤動は反応中間体の安定化および過剰の振動エネルギーの消耗に主要な役割を果たすので,界面水における本モードの検出能力は水界面における不均一系反応の速度に関する新しい展望を開く。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
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液-気界面  ,  固-液界面  ,  非線形光学  ,  無機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子) 

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