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J-GLOBAL ID:201602252880481128   整理番号:16A1059237

オートファジーの活性化はH4ヒト神経こう腫細胞におけるセボフルラン誘発神経毒性を予防する【Powered by NICT】

Autophagy activation prevents sevoflurane-induced neurotoxicity in H4 human neuroglioma cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 580-588  発行年: 2016年 
JST資料番号: C0089D  ISSN: 1671-4083  CODEN: APSCG5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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目的:吸入麻酔薬セボフルランは動物とヒトの両方で認知障害を誘発する可能性がある。以前の研究は,セボフルランはERストレスを誘発し,ラット海馬ニューロンのアポトーシスにつながる可能性があることを示した。本研究では,セボフルランはセボフルラン誘発された神経細胞損傷に対するオートファジーとその寄与を引起すかどうかを検討した。【方法】H4ヒト神経膠腫細胞は,6時間4.1%セボフルランに曝露した。細胞生存率とアポトーシス比はCCK8キット及びフローサイトメトリーを用いて評価した。細胞におけるオートファゴソームはGFP-LC3プラスミドトランスフェクションまたは透過型電子顕微鏡を用いて検出した。LC3B,p62/SQSTM,C/EBP相同蛋白質(CHOP)及びグルコース関連蛋白質78(GRP78)の発現をウェスタンブロット法で評価した。【結果】セボフルラン処理はアポトーシスを誘導し,著しくLC3-IIレベルとGFP-LC3斑点数を増加させ,H4細胞におけるp62発現を減少させた。によるラパマイシン(1 μmol/L)オートファジーの活性化はセボフルラン誘発アポトーシスと増加した細胞生存率を有意に低下させたが,3-MA(5 mmol/L)によるオートファジーの阻害は,反対の効果をもたらした。セボフルラン治療はCHOPとGRP78,ERストレスの二特徴蛋白質の発現を著しく増加させた。4-フェニル酪酸(500pmol/L)によるERストレスの阻害はセボフルラン誘発オートファジーとアポトーシスを抑制し,生存率を改善した。さらに,CHOPおよびGRP78のセボフルラン誘導発現は,ラパマイシンにより阻害されたが,さらに3-MAにより増強された。【結論】セボフルラン治療は,ERストレスを誘導し,オートファジー,H4ヒト神経膠腫細胞におけるセボフルラン誘発アポトーシスに拮抗することを活性化する。の結果は,オートファジーはセボフルラン誘発神経毒性の予防における潜在的な治療標的であるかもしれないことを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  腫ようの実験的治療 

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