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J-GLOBAL ID:201602254089992635   整理番号:16A1185414

表面活性薬物(surfadrug)としてのクロモリン:拡散と経皮透過に対する自己会合の影響

Cromolyn as surface active drug (surfadrug): Effect of the self-association on diffusion and percutaneous permeation
著者 (4件):
資料名:
巻: 139  ページ: 132-137  発行年: 2016年03月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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クロモリンナトリウム,またはクロモグリク酸二ナトリウム(CS)は,両親媒性の薬理学的に活性な化合物の表面活性薬物である。特定の条件では,いくつかの種類の超分子凝集体においてそれは自己会合できる。CSは担体と薬物の両方の役割を果たすことができ,追加の賦形剤の使用を迂回して系の生体適合性を高めるため,ウサギの耳の皮膚を横断する拡散と経皮透過に対するクロモリン自己凝集体の影響を調べた。超分子系として,ニオソーム(小胞系,0.5wt%のCS),単量体と等方性溶液(CSの0.5と5wt%),ネマチック(CSの15wt%)および六方晶相(CSの30wt%)を選択し,経皮送達システムとして試験した。結果は,CSが直径約500nmの小胞構造を形成でき,この製剤はより高い経皮透過プロファイル(全身作用)を提供し,一方等方性溶液と中間相は,拡散係数により確認されたように皮膚表面上の薬物のより遅い放出リザーバーとして作用した。合成膜を通る拡散速度は,製剤中に存在するCS濃度とその構造組織の両方に依存した。最大拡散は等方性溶液で確認され,拡散したクロモリンナトリウムのより少ない量は六方晶相により得られた。結果として,病気の程度に応じて最も適切な製剤を選択することによりその透過プロファイルを調節できるため,CSは汎用性のある表面活性薬物であると思われる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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物理薬剤学  ,  コロイド化学一般  ,  生物科学研究法一般 
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