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J-GLOBAL ID:201602255331896458   整理番号:16A1391521

ナス(Solanum melongena L.)における光制御アントシアニン蓄積の基礎となるメカニズムへの新しい洞察

Novel insight into the mechanism underlying light-controlled anthocyanin accumulation in eggplant (Solanum melongena L.)
著者 (5件):
資料名:
巻: 249  ページ: 46-58  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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ナスは,主要な二次代謝産物でありヒトの健康に効果のあるアントシアニンが多い。筆者らは,「Lanshan Hexian」品種のナスのアントシアニン生合成が光によって調節されることを発見した。本研究で筆者らは,ナスから2つの青色光受容体遺伝子SmCRY1とSmCRY2および負/正のアントシアニン調節因子SmCOP1とSmHY5を分離した。転写産物レベルに関して,SmCRY1,SmCRY2およびSmHY5は光によって上方制御されたが,SmCOP1は下方制御された。続いて,対応する突然変異体の表現型において4つの遺伝子を機能的に補足し,それらがArabidopsis遺伝子のカウンターパートとして作用することを示した。酵母ツーハイブリッド法とBiFC法によって,SmCRY1とSmCRY2が青色光依存的にSmCOPと相互作用することを示した。SmCOP1がSmHY5およびSmMYB1と相互作用するという結果も得た。さらに,酵母ワンハイブリッド法を用いて,筆者らは,SmHY5とSmMYB1がどちらもアントシアニン生合成構造遺伝子(SmCHSとSmDFR)のプロモーターに結合することを見出した。それとともに,青色光が引き金となるCRY1/CRY2-COP1相互作用は,HY5とMYB1がナスの下流域アントシアニン合成遺伝子(CHSとDFR)と結合する条件を作る。筆者らの発見は,光がナスのアントシアニン蓄積を制御することによる新しいワーキングモデルを提案する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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分子遺伝学一般  ,  植物の生化学  ,  物質の代謝 

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