文献

J-GLOBAL ID：201602262913145935   整理番号：16A0578558

導電性高分子由来の電気化学的生体模倣物:基礎,材料,特性と装置

Electro-chemo-biomimetics from conducting polymers: fundamentals, materials, properties and devices

著者 (2件)： Otero T. F. (Universidad Politecnica de Cartagena, Laboratory of Electrochemistry, Intelligent Materials and Devices, Campus Alfonso XIII, 30203, Cartagena, Spain. [e-mail]) ,  Martinez J. G.
資料名： Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine  (Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine)
巻： 4  号： 12  ページ： 2069-2085  発行年： 2016年03月28日 
JST資料番号： W2382A  ISSN： 2050-750X  CODEN： JMCBDV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 共役導電性高分子,真性導電性高分子または導電性高分子は複雑な混合材料であり,その電気活性部分は可逆的な酸化還元反応に従い,電荷平衡対イオンと浸透圧平衡溶媒分子を持ち込むまたは排出するために可逆的容量変化を与える。本素材成分(反応性高分子,イオン,水)は生きた細胞の密な細胞内マトリックスゲルを模倣する。ここで電気的重合機構を最終材料の電気的活性と非電気的活性部分に生じる並行反応の存在を強調しながら見直す。導電性高分子を9つの異なる材料のファミリーに分類する。ファミリーのそれぞれは酸化/還元(p-ドーピング/p-脱ドーピングまたはn-ドーピング/n-脱ドーピング)中に陰イオンまたは陽イオンの一般的反応主導の交換に続く。ポリアニリンファミリーはまた,プロトン反応主導の交換に従う。ポリマ/対応するイオン組成は可逆反応による可逆的な方法で桁違いに変わる。材料の様々な組成に依存する特性のそれぞれの値は,また反応によって駆動される可逆的な方法でシフトする。各特性は機能的な生物器官の他の変化を模倣する。生体模倣装置ファミリーが各生体模倣特性に基づいて開発されている。生物学的な臓器がそうであるように,これらの電気化学的装置は構成材料の反応により駆動し,働く。反応中のいくつかの組成依存特性の同時変化は,多機能装置,すなわち,一つの装置で同時に作業するいくつかのツール,の比類ない技術の世界を告げる。このような特性と装置は電気化学反応により駆動されるFaraday装置であり,電気化学的細胞と電気化学的手法を用いて特性付ける必要がある。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *導電性高分子 ,  *マトリックス【母体】 ,  酸化還元反応 ,  電解重合 ,  ドーピング ,  ポリアニリン ,  *医用素材 ,  対イオン ,  溶媒 ,  プロトン移動 ,  イオン組成 ,  機能 ,  波動関数
準シソーラス用語： *細胞内マトリックス ,  *電気活性高分子 ,  電気的重合 ,  電子ドーピング ,  *生体模倣材料 ,  多機能 ,  n-電子 ,  p-電子 ,  電子軌道

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 導電性高分子 ,  電気化学 ,  生体模倣 ,  基礎