微小熱電気ガスセンサにおけるAu/SnO2-Co3O4触媒のCOセンシング特性

Goto Tomoyo; Itoh Toshio; Akamatsu Takafumi; Izu Noriya; Shin Woosuck

文献

J-GLOBAL ID：201602264270823338 整理番号：16A0539779

微小熱電気ガスセンサにおけるAu/SnO₂-Co₃O₄触媒のCOセンシング特性

CO sensing properties of Au/SnO₂-Co₃O₄ catalysts on a micro thermoelectric gas sensor

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資料名：
巻： 223 ページ： 774-783 発行年： 2016年02月
JST資料番号： T0967A ISSN： 0925-4005 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

微小熱電気ガスセンサ(マイクロ-TGS)デバイス上で堆積されたAu/Co₃O₄,Au/SnO₂-Co₃O₄,およびAu/SnO₂触媒のCOセンシング特性が調べられ,高角度環状暗視野走査透過型電子顕微鏡法(STEM-HAADF),STEM-エネルギー分散X線分光法(STEM-EDS),および拡散反射赤外Fourier変換分光法(DRIFT)評価によって,これらの触媒の触媒特性が解析された。すべての触媒において,Au粒子が10nmの近似粒サイズで完全に分散されていた。触媒を含んだマイクロ-TGSのCOセンシング特性が触媒の触媒担体へ依存することがわかった。観測されたCOの電圧信号の低下は,触媒のSn/Coモル比の減少の結果であった。DRIFT分析の結果は,COと金属Auとの間の相互作用がAu/SnO₂触媒に対してよりもAu/Co₃O₄触媒に対してより顕著であることを示した。Au/Co₃O₄触媒でのマイクロ-TGSの電圧信号もAu/SnO₂触媒でのそれよりもより高かった。このCOセンシング特性はCO酸化特性と対応し,これはDRIFTによって分析され,これらの結果はAuナノ粒子のCO酸化がCo₃O₄担体によって加速されることを示した。触媒支持体のSn/Co比率を制御することによって,Au/SnO₂-Co₃O₄触媒を含んだマイクロ-TGSのCO-H₂応答比を制御することが可能となった。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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貴金属触媒 , 分析機器

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