文献

J-GLOBAL ID：201602264325257453   整理番号：16A0661438

溶液加工バルクヘテロ接合有機太陽電池用のD-π-A1-π-A2プッシュプル小分子ドナー

A D-π-A1-π-A2 push-pull small molecule donor for solution processed bulk heterojunction organic solar cells

著者 (4件)： Gautam Prabhat (Department of Chemistry, Indian Institute of Technology, Indore, (MP) 452017, India. [e-mail]) ,  Misra Rajneesh ,  Biswas Subhayan ,  Sharma Ganesh D.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 18  号： 20  ページ： 13918-13926  発行年： 2016年05月28日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文においてはアクセプタA1としてのベンゾチアジアゾール(BTD)を主骨格として用いてドナー部分としてのトリフェニルアミン(TPA)とアクセプタ(A2)部分としてのナフタルイミド(NPI)とをエチレンリンカーを介して結合し,小分子を設計した。TPA-BTD-NPIとされるドナー-π-アクセプタ-π-アクセプタ(D-π-A-π-A2)型小分子を合成した。溶液加工バルクヘテロ接合小分子太陽電池用の電子供与体として用いるためにそのフォトニックおよび電子特性を調べた。クロロホルム中で加工されたTPA-BTD-NPIとPC₇₁BMとの最適化ブレンドを利用した小分子有機太陽電池は2.21%の電力変換効率(PCE)を示した。これは二段階アニール(TSA)処理ブレンドを活性層として用いたとき6.67%まで大幅に向上した。PCEの増加はJ_scとFFとの両方の増強によるものであった。J_scの向上は未アニール活性層と比べたTSA処理活性層の集光効率の増強に関連し,この増強はIPCEの向上および電荷収集の向上に反映されていた。TSA処理すると励起子を遊離電荷キャリアに解離させやすくなったナノスケール形態と,均衡の取れた電荷輸送のための向上した結晶度とが得られた。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *太陽電池 ,  *ヘテロ接合 ,  ドナー-アクセプタ対 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  イミド ,  ケトン ,  *有機半導体
準シソーラス用語： バルクヘテロ接合太陽電池 ,  有機太陽電池 ,  ベンゾチアジアゾール誘導体 ,  ナフタルイミド類

分類 (2件)： その他の2ヘテロ原子以上の五員複素環化合物  (CF07085F) ,  太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (6件)： 溶液 ,  バルクヘテロ接合 ,  有機太陽電池 ,  プッシュプル ,  小分子 ,  ドナー