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J-GLOBAL ID:201602266725030125   整理番号:16A1186591

アスタキサンチンは,マウス初代肝星細胞の活性化を防止し,逆転させる

Astaxanthin prevents and reverses the activation of mouse primary hepatic stellate cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 29  ページ: 21-26  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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肝星細胞(HSC)の活性化は,肝線維化の発症につながる重要な段階である。著者らは,キサントフィルカロチノイドであるアスタキサンチン(ASTX)がヒトHSC細胞系統であるLX-2細胞において抗線維化作用を示すことを示した。本研究では,C57BL/6Jマウス由来の初代HSCを用いたHSC活性化および不活性化に対するASTXの効果をさらに決定した。静止期および活性化HSCを,異なる活性化段階でASTX(25μM)とインキュベートした。ASTXは,細胞内脂肪滴の存在およびHSC活性化マーカーであるα-平滑筋アクチンの減少によって証明されるように,静止期HSCの活性化を妨げた。また,ASTXは活性化されたHSCを静止状態に戻し,脂肪滴の再出現とともに,レシチンレチノールアシルトランスフェラーゼmRNAの増加を伴った。活性酸素種の細胞内蓄積はASTXによって有意に減少したが,これはNADPHオキシダーゼ2発現の低下に起因するものであった。ASTXの抗線維化作用は,野生型マウスおよびNrf2-/-マウスのHSCにおいて観察されたように,核赤血球2関連因子2とは無関係であった。結論として,ASTXはHSCの活性化を阻害し,活性化されたHSCを静止状態に戻す。ASTXが肝線維化の発症を効果的に予防するかを決定するためにはさらなる調査が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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消化器の基礎医学  ,  消化器作用薬の基礎研究 
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