文献

J-GLOBAL ID：201602266792322569   整理番号：16A0840699

カルサイト成長速度論:飽和指数,Ca²⁺:CO₃^2-活動度比および表面原子構造の影響

Calcite Growth Kinetics: Dependence on Saturation Index, Ca²⁺:CO₃^2- Activity Ratio, and Surface Atomic Structure

著者 (9件)： SAND K. K. (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  TOBLER D. J. (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  DOBBERSCHUETZ S. (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  LARSEN K. K. (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  MAKOVICKY E. (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  ANDERSSON M. P. (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK) ,  WOLTHERS M. (Utrecht Univ., Utrecht, NLD) ,  WOLTHERS M. (Univ. Coll. London, London, GBR) ,  STIPP S. L. S. (Univ. Copenhagen, Copenhagen, DNK)
資料名： Crystal Growth & Design  (Crystal Growth & Design)
巻： 16  号： 7  ページ： 3602-3612  発行年： 2016年07月 
JST資料番号： W1323A  ISSN： 1528-7483  CODEN： CGDEFU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微分干渉顕微鏡を用いて,環境条件下でのCa²⁺/CO₃^2-水溶液中からの鋭角および鈍角エッジでのカルサイトの成長に対する,Ca⁺/CO₃^2-比(5種,r=0.1~50)および飽和指数(0.6,0.8,1.0)の影響について調べた。両エッジでの成長速度は飽和指数と正の相関があること,両エッジでの成長速度はrが1のときに最大になること,イオン比が小さいときには成長速度は鋭角>鈍角エッジであるが,イオン比が大きくなるとエッジによる成長速度が逆転することなどが分かった。既存の四つの成長モデルでは得られた実験結果を満足には説明できなかった。

シソーラス用語： *表面構造 ,  *活量 ,  *方解石 ,  飽和度 ,  干渉顕微鏡 ,  カルシウム化合物 ,  金属イオン ,  炭酸イオン ,  端部 ,  依存性 ,  イオン濃度 ,  濃度依存性
準シソーラス用語： カルシウムイオン ,  過飽和度 ,  *活動度 ,  環境条件 ,  *成長速度論 ,  濃度比 ,  微分干渉顕微鏡

分類 (1件)： その他の無機化合物の結晶成長  (BK13060T)

タイトルに関連する用語 (6件)： カルサイト ,  成長速度論 ,  飽和 ,  指数 ,  活動度 ,  原子構造