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J-GLOBAL ID:201602269302017189   整理番号:16A0843179

ジベンゾチオフェン-チオフェンのハイブリッドエレクトロクロミックポリマー:電解合成と光学特性に及ぼす媒体の影響

Dibenzothiophene-thiophene hybrid electrochromic polymer: effect of media on electrosynthesis and optical properties
著者 (9件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1369-1376  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: W1021A  ISSN: 1432-8488  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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中心単位としてのジベンゾチオフェンと外部単位としての3-オクタチオフェンを含むπ共役モノマー,すなわち2,8-ビス-(4-オクタチオフェン-2-イル)-ジベンゾチオフェン(DBT-3OctTh)を,Stilleカップリング反応を介して合成した。そのモノマーを75%の収率で白色粉末として得た。その電解重合を,全て電解質としてBu4NPF6を用いて,異なる溶媒(ジクロロメタン(DCM),プロピレンカーボネート(PC),または三フッ化ホウ素ジエチルエーテラート(BFEE))で比較しながら調べた。BFEEでは,DBT-3OctThは,DCM(1.12V)及びPC(1.13V)よりも最も低い酸化開始電位(対Ag/AgClで0.67V)を示したが,これは副反応が起こる可能性の低いポリ(2,8-ビス-(4-オクトオキシチオフェン-2-イル)-ジベンゾチオフェン)(PDBT-3OctTh)を調製するために容易な電着に繋がった。ドーピングレベルは,それぞれ,DCMで0.32,BFEEで0.12,そしてPCで0.04と計算された。調製したポリマーの構造と性能を,サイクリックボルタンメトリー及び分光電気化学により系統的に検討した。分光電気化学解析は,これらの溶媒中で調製したPDBT-3OctTh膜は全て,酸化状態では青であるに対し,中立状態でライトグレーに切り替わることを明らかにした。また,酸化過程におけるポーラロンおよび/またはバイポーラロンの存在はPDBT-3OctThがp型ドーピング可能なことを示した。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated into Japanese from English by JST.
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分類 (4件):
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高分子固体の物理的性質  ,  単独重合  ,  非水溶液  ,  その他の固体デバイス 
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