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J-GLOBAL ID:201602269329149433   整理番号:16A1362398

環状α,β-ペプトイドヘキサマーによる二価カチオン類の選択的錯体形成:分光学的計算研究

Selective complexation of divalent cations by a cyclic α,β-peptoid hexamer: a spectroscopic and computational study
著者 (12件):
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巻: 14  号: 48  ページ: 11371-11380  発行年: 2016年12月28日 
JST資料番号: A0499C  ISSN: 1477-0520  CODEN: OBCRAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,α-ペプトイドモノマーとβ-ペプトイドモノマーが交互に配置された構造より構成されている,環状ペプトイドヘキサマーのカチオン類を対象として,その錯体生成の諸特性に関する定性的かつ定量的な分析について報告した。ペプトイドモノマー類には,キラルな(S)-フェニルエチル側鎖(spe)のみを含むが,それ自体には注目に値するキレート化特性は無い。一連の一価および二価カチオンの結合の評価は,1H NMR,円二色性,蛍光,および,分子モデリングにより行った。18員環のα-シクロペプトイドヘキサマー類によるカチオン結合に関する先行研究とは異なり,21員環のシクロペプトイドcP1は,一価カチオン類(Na+,K+,Ag+)とは錯体形成せず,二価カチオン類(Ca2+,Ba2+,Sr2+,および,Mg2+)と選択的に錯体形成することがわかった。イオン半径が約1Åの二価カチオン類(Ca2+およびBa2+)に対しては,ヘキサ配位C-3対称錯体類をとることがわかった。一方で,より大きなイオン半径(Ba2+)またはより小さなイオン半径(Mg2+)の場合は,5配位が選択されることがわかった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (7件):
分類
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有機化合物のNMR  ,  配位化合物一般  ,  錯体のNMR  ,  光物性一般  ,  ペプチド  ,  窒素複素環化合物一般  ,  八員環以上の複素環化合物 

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