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J-GLOBAL ID:201602270511638342   整理番号:16A0909715

超高速液体クロマトグラフィー/四重極飛行時間型質量分析に基づくタイムスタッガード(time-staggered)イオンリストを伴う多重イオンモニタリングを用いた改良型偽ターゲット(pseudotargeted)メタボロミクス法

An improved pseudotargeted metabolomics approach using multiple ion monitoring with time-staggered ion lists based on ultra-high performance liquid chromatography/quadrupole time-of-flight mass spectrometry
著者 (7件):
資料名:
巻: 927  ページ: 82-88  発行年: 2016年07月13日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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偽ターゲット(pseudotargeted)メタボロミクスは,非ターゲット法およびターゲット法の長所を組み合わせた新規な方法である。従来の偽ターゲットメタボロミクスは,超高速液体クロマトグラフィー/四重極飛行時間型質量分析(UHPLC/Q-TOF MS)とUHPLC/三重四重極質量分析(UHPLC/QQQ-MS)の2台のMS装置が必要であり,これにより,方法論の改善をしなければならなかった。さらに,数千の候補からイオンペアを選び出すこと,および2台の装置間でのデータ交換は,手間のかかる作業であり,結果として,メタボロミクスでの適用が制限されてきた。本研究では,タイムスタッガード(time-staggered)イオンリスト(tsMIM)を伴う多重イオンモニタリング(MIM)モードで操作するUHPLC/Q-TOF/MS装置上で行う,改善した偽ターゲットメタボロミクス法を提案した。フルスキャンの非ターゲット法を用い,ターゲットイオンの摘出を行った。このUHPLC/Q-TOF tsMIM MSに基づく偽ターゲット法は,UHPLC-Q-TOF MSに基づく偽ターゲットメタボロミクス法より,良好な繰返し性と広い線形範囲を示した。単一のMIMモードと比較すると,tsMIMは,検出できる代謝産物の範囲が広がった。この新規に開発した方法を用い,アルコールによるマウスの肝臓損傷の血清バイオマーカーの発見を行ったが,これにより,この方法の実用性と今後のメタボロミクス研究における可能性が示された。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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質量分析  ,  有機化合物の各種分析  ,  代謝一般 

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