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J-GLOBAL ID:201602274277517315   整理番号:16A0932150

Cu(II)が脱窒性バイオ微粒子に与える短期,長期影響に関する考察

Insight into the short- and long-term effects of Cu(II) on denitrifying biogranules
著者 (10件):
資料名:
巻: 304  ページ: 448-456  発行年: 2016年03月05日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,各種濃度のCu2+が脱窒菌の活性及び性能に与える短期,長期の影響を,回分法によって調査した。Cu2+濃度を0から100mgL-1に10mgCu2+L-1づつ上昇させると,比脱窒活性(SDA)は,14.3±2.2(Cu2+がない場合)から6.1±0.1mgNh-1g-1VSS(100mgCu2+L-1)に低下した。非競合阻害モデルを用いて,Cu2+の脱窒性汚泥に対するIC50を推算した(30.6±2.5mgL-1)。Monod及びLuongモデルを用いて,初期基質濃度の影響を調査した。その結果は,最大基質除去速度は,Cu2+添加によって低下する事を示唆した。Cu2+に対する予備曝露は,SDAの18.2~46.2%低下をもたらし,SDAの低下率は曝露時間及び濃度と共に増大することになった。向流試験では,Cu2+濃度は1から75mgL-1へと変動したが,反応器内には明瞭な悪影響を認めず,反応器は安定に保たれ,TN除去率及びTOC除去率は,それぞれ,89.0及び85.0%を示した。以上の諸結果は,Cu2+の脱窒に対する短期阻害は存在するものの,長期馴致後の連続流試験では目立った阻害が認められないことを示している。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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重金属とその化合物一般  ,  下水,廃水の生物学的処理  ,  用水の生物学的処理 
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