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J-GLOBAL ID:201602277021535731   整理番号:16A1399569

2012 7SEAS南西モンスーン集中研究に対する海洋大陸のエアロゾル気象 第1部:地域スケール現象

Aerosol meteorology of the Maritime Continent for the 2012 7SEAS southwest monsoon intensive study - Part 1: regional-scale phenomena
著者 (17件):
資料名:
巻: 16  号: 22  ページ: 14041-14056 (WEB ONLY)  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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海洋大陸(MC)における最大の7東南アジア研究(7SEAS)期間は,2012年8~9月バイオマス燃焼シーズンに行われた。計画に含まれる研究はAERONETサンホトメータ,多波長ライダ,野外観測を強化し,MCを離れて南西モンスーントラフへ進入するスモークと汚染物質輸送を観測した。2012年南西モンスーン(SWM)とバイオマス燃焼シーズン全体像を述べ,2012研究の背景を伝える。2012年のMCはわずかに温暖なENSOと空間的に典型的なバイオマス燃焼活動である。2012年にカウントされた火災は,本研究の基本的出発点となる範囲のReid et al.(2012)ベースラインよりも10%低く,それはスマトラ南部(+30%)からカリマンタン南部(-42%)の範囲である。主要な燃焼地域に対する火災活動とモンスーンの流れは一連の季節内振動イベント(例,Madden-Julian振動またはMJO,と北半球夏季季節内振動またはBSISO)による変調を受けていた。典型的に,インド洋からの乾燥空気により運ばれモンスーン気流を促進させた,中位のMJOと関連して6月にスマトラ中央での火災活動が始まり,火災活動は時間とともに東へと系統的に進んできた。スマトラとカリマンタン-ボルネオでの燃焼は,10月最初の週にピークを迎え,モンスーンが10月中旬の冬季北東流に戻り終了した8月初旬からの一連の重大なイベント中に生じた。重大なモンスーン強化と気流は熱帯サイクロン(TC)活動と一緒になり,東よりの波が観測された。スラワジ,ジャワ,チモールを含む東部MCの諸島はモンスーン変動に敏感ではなく,10月初旬にピークを迎え11月まで継続した火災活動をゆっくりと増強させた。興味深いことに,火災カウントが中位であってさえ,火災活動からの結果としてのAERONET 500nmエアロゾル光学的厚さ(AOT)は高く,スマトラとカリマンタンの起源地域では,燃焼シーズンの終わりに3.6と5.6の最大値を示し,平均は約1であった。AOTsはスモーク受動地域でも高く,平均と最大値はシンガポールで0.57と1.24,クチン-サラワクでは0.61と0.8であった。最終的に,極端な2015年のエルニーニョを除くと,平均AERONET AOT値は,この値が観測されて以来,他の時期よりも高い。衛星による火災データ,モデル,AERONETの全てはスモーク生産と輸送の特性に関して定性的に一致しているが,MCの複雑な環境がこれらのデータの定量的説明の困難さをもたらす。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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大気大循環,熱帯気象  ,  粒状物調査測定 

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