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J-GLOBAL ID:201602277341421758   整理番号:16A0910185

Ag/FeおよびAg/Ni多層膜におけるサイズ依存性の強化機構の比較

Comparison of size dependent strengthening mechanisms in Ag/Fe and Ag/Ni multilayers
著者 (7件):
資料名:
巻: 114  ページ: 154-163  発行年: 2016年08月01日 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ナノ構造化した金属多層膜は,それらがしばしば高い機械的強度を持つためにかなりの注目されている。ここでは,本著者は,各層の厚さ(h)を1nmから200nmまで変化させたスパッタAg/Fe多層膜の微細構造および機械的強度を報告している。体心立方晶(bcc)から面心立方晶(fcc)構造へのFeの相変態はh<5nmの時に起る。ナノ双晶が微細なAg/Fe多層膜において生成する。弾性率ミスマッチはAg/Fe多層膜とAg/Ni多層膜の間で類似しているけれども,Ag/Fe多層膜のピーク硬度はAg/Ni多層膜のピーク硬度よりもかなり低い。いくつかのAgベースの多層膜の機械的強度の比較から,この顕著な違いは層成分の積層欠陥エネルギーの差異による化学的応力から生ずるらしいことが明らかになった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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