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J-GLOBAL ID:201602277556940068   整理番号:16A1304764

エンジニアリング流体としての溶融塩-レビュー:第一部 溶融アルカリ硝酸塩

Molten salts as engineering fluids - A review Part I. Molten alkali nitrates
著者 (9件):
資料名:
巻: 183  ページ: 603-611  発行年: 2016年12月01日 
JST資料番号: A0097A  ISSN: 0306-2619  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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溶融塩は,高温応用のための重要な流体である。応用としては,石炭ガス化用の触媒媒質あるいは廃棄物の溶融塩酸化,潜熱・顕熱貯蔵用,等がある。特に,溶融アルカリ硝酸塩は,集光太陽熱発電(CSP)技術において,熱伝達/貯蔵流体として使用されている。この種の技術は,溶融塩に適した温度範囲で動作する。この適性は,以下の主要特性による:高温での安定性および,低蒸気圧・広温度範囲での液体状態・多くの無機/有機化合物に対する溶解能力,そして,一般に低い(イオンの相互独立性による)粘性,体積当たりの大きな熱容量である。熱交換器とその付属装置を適切に設計し,規模を決定するためには,採用した流体の熱物理特性に関する正確なデータを取得する必要がある。本論文では,熱貯蔵・熱伝達応用溶融塩システムの重要な特性について,その入手可能なデータをレビューする。特性としては,融点・密度・粘性・熱容量・熱伝導性を取り上げる。選択した流体は,純粋溶融リチウム/ナトリウム/ポタジウム硝酸塩と太陽塩(NaNO3/KNO3:60/40)・HITEC(NaNO3/KNO3/NaNO2の三元系)および,いくつかの新規四元混合物である。レビューの結果,同一塩システムに関するデータ間に今なお大きな不一致のあることが明らかになった。従って現時点では,最良システムを選択する際の指針となる参照データ/測定法を推奨することは不可能である。レビューした流体は,エネルギー貯蔵・変換のための再生可能プロセスにおける現在および将来の応用に対して大きな可能性をもつ。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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太陽熱発電 

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