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J-GLOBAL ID:201602277690223179   整理番号:16A1163556

自己末梢血CD34~+造血幹細胞移植による末期肝硬変の長期治療効果【JST・京大機械翻訳】

Long-term outcome of autologous peripheral blood CD34+ hematopoietic stem cell transplantation in the treatment of advanced liver cirrhosis
著者 (14件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 709-714  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2797A  ISSN: 1673-9752  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:末梢血CD34+造血幹細胞移植による末期肝硬変の治療の長期的臨床効果を検討する。方法:回顧性断面研究方法を採用した。2010年7月から2015年7月まで四川省人民病院で治療した42例の末期肝硬変患者の臨床病理資料を収集した。患者は,CD34+造血幹細胞移植によって治療した。コロニー刺激因子5ΜG/KGを皮下注射し,3~5日間治療し,末梢血幹細胞を採取し,CD34+造血幹細胞の数は(1.8±1.7)×106/KGであった。採取後2日目にDSA検査により、大腿動脈の右側大腿動脈の移植術或いは手術後の門脈の門脈から門脈への注入を行い、術中に門脈圧をモニタリングした。術後に門脈圧を積極的に低下させ、肝腎機能を保護する。3日目に抗凝固療法を行い,門脈系血栓形成を防止した。観察指標:(1)治療状況:1.CD34+造血幹細胞移植後の患者の基本情況、術後合併症。(2)追跡調査を行った。患者の生存率、肝機能CHILDスコア、末期肝疾患モデル(MELD)採点、肝臓生検組織病理学検査結果、組織学的KNODELLスコア、慢性肝疾患健康関連生存質量(GERDHRQL)採点。外来、電話及びメール方式によるフォローアップを行い、フォローアップ内容は患者の肝腎機能、凝血機能を検査する;超音波とCT検査は患者の腹腔液の情況を検査した;肝機能CHILDとMELDスコアを測定した。超音波ガイド下で肝臓穿刺を行い、肝臓組織検査を行った。患者の慢性肝疾患の生活の質を調査した。追跡調査期間は2015年7月であった。正規分布の計測データをX-Sで表し,グループ間比較にはT検定を用いた.非分布の計測データはM(範囲)で表される.KAPLAN-MEIER法を用いて生存曲線を描いた。結果:(1)治療。42例の患者は体外の末梢血CD34+造血幹細胞移植治療を行った後、患者の精神、睡眠、食欲、大小便の情況及び病状はすべて異なる程度の改善があった。10例の患者は術後合併症が発生し、その中に上部消化管大出血3例、I度肝性脳症3例、術後1ケ月及び3ケ月に各肝腎症候群1例が死亡し、術後6ケ月に門脈血栓1例、自発性腹膜炎1例が発生し、残りの患者は対症支持治療により治癒あるいは好転した。(2)追跡調査を行った。追跡調査期間中央値は57か月(1~60か月)であり,5年生存率は%%であった。手術後5年の肝機能CHILDスコアとMELDスコアはそれぞれ(7.1±1.1)点と(14±4)点であり、術前の(9.4±1.8)点と(19±5)点と比較した。有意差があった(T==,3.773,P<0.05)。患者の肝臓組織病理学的検査結果は以下の通りであった。移植前に患者の肝小葉の構造が乱れ、繊維が切断され、肝細胞の水腫が変性し、すりガラス状の変化を呈し、有点状と砕の壊死を呈した;門-門ブリッジの壊死が見られ、門脈域内に繊維組織の増殖があり、その内には等量のリンパ細胞、単核細胞の浸潤、葉の形成が見られた。移植後5年患者の正常肝小葉の形成は明らかに増加し、しかも分布は更に正常となり、肝細胞浮腫は変性し、少量の点状壊死が見られ、明らかな砕屑壊死は見られなかった。門脈域内の繊維組織の増殖は前より明らかに好転し、繊維組織は明らかに減少し、染色は明らかに薄くなった。移植後5年患者のKNODELLスコアは(9.9±2.7)点であり、移植前の(14.1±4.1)点と比較し、統計学的有意差があった(T=4.142,P<0.05)。GERDHRQLスコアは(167±21)で,移植前(134±15)と比較して有意差があった(T=3.142,P<0.05)。結論:末梢血CD34+造血幹細胞移植は、末期肝硬変患者の肝機能、肝臓組織形態学を改善し、患者の生活の質を向上させることができる。Data from the ScienceChina, LCAS.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器疾患の外科療法  ,  腫ようの治療一般 

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