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J-GLOBAL ID：201602277694338771   整理番号：16A1001456

生細胞イメージングのためのpH感受性ペリレンテトラ-(アルコキシカルボニル)プローブ

pH-Sensitive perylene tetra-(alkoxycarbonyl) probes for live cell imaging

著者 (7件)： Ma Yongshan (College of Chemistry, Chemical Engineering and Materials Science, Collaborative Innovation Center of Functionalized Probes for Chemical Imaging in Universities of Shandong, Shandong Normal University, Jinan 250014, P. R. China. [e-mail]) ,  Li Jiaofu ,  Hou Shuguo ,  Zhang Jinfeng ,  Shi Zhiqiang ,  Jiang Tianyi ,  Wei Xiaofeng
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 40  号： 8  ページ： 6615-6622  発行年： 2016年08月 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛍光pH感受性プローブの1-ヒドロキシ-3,4,9,10-テトラ(n-ブトキシルオキシカルボニル)ペリレン(HPTBAC)を合成し,生細胞中のpHセンシングに使用した。プローブは,7.9のpK_a値と,6.7~8.9の非常に重要なpH範囲に対する線形応答を有する蛍光発光特性を示す。酸から弱塩基pH範囲での検出に関するプロービング能力を保有するために,ペリレン骨格のヒドロキシルのO^-をH⁺と結合させるためのプローブを設計した。プロトン化または脱プロトン化のいずれかで,O^-部分を介してpH感受性を導入する。脱プロトン化形態では,HPTBACはO^-の強い電子供与基のために非常に弱い発光を示す。生きたA549細胞(ヒト肺癌)と大腸菌細胞イメージングのための高性能蛍光色素として,HPTBACを適用することに成功した。結果は,pHプローブとしてHPTBACが生細胞中のpH変動をモニターするための良好な候補であることを実証する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *画像分析 ,  プローブ ,  *芳香族縮合炭化水素 ,  pH【水素イオン指数】 ,  A549細胞 ,  染色 ,  *pHセンサ ,  分子構造 ,  電子構造 ,  蛍光
準シソーラス用語： pKa ,  *ペリレン誘導体 ,  蛍光プローブ ,  *生細胞イメージング

分類 (3件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C) ,  四環以上の炭素縮合多環化合物  (CF06090C) ,  有機化合物のルミネセンス  (BM08094A)

物質索引 (1件)： 1-ヒドロキシペリレン-3,4,9,10-テトラカルボン酸テトラブチル

タイトルに関連する用語 (3件)： 生細胞イメージング ,  pH感受性 ,  プローブ