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J-GLOBAL ID:201602277893739309   整理番号:16A1195050

バリスカン・イベリアの造構進化: ゴンドワナ-ローラシア大陸の衝突再掲

Tectonic evolution of Variscan Iberia: Gondwana-Laurussia collision revisited
著者 (9件):
資料名:
巻: 162  ページ: 269-292  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: B0834A  ISSN: 0012-8252  CODEN: ESREA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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イベリア山塊の古生代後期構造と地質年代の記録の統合的解釈を提示し,それについてバリスカン造山運動に至るゴンドワナ-ローラシアの大陸衝突の観点から考察する。イベリアのバリスカン造山地殻の構築過程に発達した圧縮構造と伸長構造は,リソスフェア規模で動作する主要な地殻変動事象と関連している。イベリア山塊の変形変成的およびマグマ的進化を概観すると,古生代末期のパンゲア併合時のゴンドワナとローラシアの全体的な収束過程の前後が明らかになる。リソスフェア圧縮によって支配されるステージは,海洋および大陸の両方の沈み込み,マグマ弧の発達,大陸リソスフェアの(過大および過小)衝上運動,および褶曲運動によって特徴付けられる。バリスカン収束は,ゴンドワナ大陸上への一連の大規模な異地性ペリ・ゴンドワン陸塊(イベリアAllochthon)への最終的な転移をもたらした。イベリアAllochthonはゴンドワナとローラシア間の以前の相互作用の痕跡を残している。これにはデボン紀前期のレイク海閉鎖後の並置状態も含まれる。リソスフェアの延長によって支配される段階においては,以前のバリスカン起源の地殻を切り裂いた2つの短命の海盆の出現により特徴付けられる。すなわち最初はデボン紀前期・中期におけるレイク海の閉鎖であり,その後に続く初期石炭紀におけるペリ・ゴンドワンallochthonの定置である。さらに初期・中期の石炭紀における造山帯内伸張事象により,イベリアAllochthonは断層とドームで区切られた個々の衝上累重に分割される。大陸収束の後期においては,大陸内の走行滑動剪断帯によって分割された新しい造構地塊の形成過程に対し,横ずれテクトニクスがバリスカン造山運動過程で大きな役割を果たした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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構造地質学・テクトノフィジクス一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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