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J-GLOBAL ID:201602278091304821   整理番号:16A0782968

がん細胞の目的としたアップコンバージョンイメージングに対する5nm NaYF4:Yb/Erナノ粒子の簡便合成

Facile synthesis of 5nm NaYF4:Yb/Er nanoparticles for targeted upconversion imaging of cancer cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 152  ページ: 504-512  発行年: 2016年05月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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5nmの強い緑発光を示す,純粋なβ相をもつNaYF4:Yb/Erアップコンバージョンナノ粒子(UCNP)を,簡単な環境にやさしい戦略で初めて合成した。伝統的な有機ソルボサーマル法はしばしば高品質な,一様なUCNPの調製に応用されているが,ランタニドオレアート錯体の調製は面倒であり,精製に対して加熱や多段階の後処理などがしばしば必要である。水-アルコールソルボサーマル法は環境にやさしいが,構築されたUCNPは規模が大きく,生体適合性に乏しく,高い細胞毒性があり,これらはセルイメージングに対して適用に制限が加わる。ここでは,NaYF4:Yb/Er UCNPを,希土類元素硝酸塩RE(NO3)3(RE=Y0.80Yb0.18Er0.02)を前駆体としてまた,ジエチレングリコール(DEG)/エチレングリコール(EG)/水を溶媒として用いて調製した。300°Cに調整した温度での簡便な,環境にやさしいソルボサーマル法を開発した。調製したNaYF4:Yb/Er UCNPはキャラクタリゼーションを行い,増強されたUC発光および調整可能な粒子サイズを有すことが明らかになった。調製したUCNPはさらに葉酸コーティングで機能化して,目的としたイメージングおよび改良された生体適合性を有す。生体細胞のアップコンバージョンバイオイメージングに対するUCNPポテンシャルが強いアップコンバージョンルミネセンス,優れた生体適合性,および超微細サイズによって達成された。調製したUCNPの良好なコロイド安定性および低い細胞毒性および開発した合成プロトコールは,将来の研究に対してUCNPの分野および生体分子にもとづいたナノ技術の両面を促進すると思われる。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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分析試薬  ,  有機物質の物理分析一般  ,  生体の顕微鏡観察法 
タイトルに関連する用語 (5件):
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