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J-GLOBAL ID:201602281991177690   整理番号:16A0751055

ポリ(3-ヒドロキシブチレート-co-3-ヒドロキシヘキサノエート)の結晶化と最終用途特性における超微細タルクの影響

Effect of ultrafine talc on crystallization and end-use properties of poly(3-hydroxybutyrate-co-3-hydroxyhexanoate)
著者 (10件):
資料名:
巻: 133  号: 45  ページ: ROMBUNNO.43808  発行年: 2016年12月05日 
JST資料番号: C0467A  ISSN: 0021-8995  CODEN: JAPNAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(3-ヒドロキシブチレート-co-3-ヒドロキシヘキサノエート)(PHBHHx)は非常に汎用性の高いポリヒドロキシアルカノエートである。その遅い結晶化を向上させるために,超微細タルク(中位直径1μm)の核剤としての性能を解析した。この解析は結晶化に焦点を,しかし基本特性(つまり熱安定性)といくつか選んだ最終用途特性(つまり色,不透明性,引張特性,および気体透過性)にも焦点を当てて,食品包装用途への適用可能性を評価する。0.5,1,2wt%を含む検体を溶融ブレンドと圧縮成形によって製造した。まず,超微細タルクがPHBHHxにとって高性能の核剤であるということを実証した。70°Cにおける等温結晶化半減期は2wt%のタルクを添加することで97%まで短くなり,これはPHBHHxの加工性の大きな改善になり得る。熱安定性は障壁効果が増したため3~4°C上昇した。O2,CO2,および水蒸気透過性は0.5wt%および1 wt %のタルクの添加で僅かに上昇したが,タルクが2wt%だと低下した。それでもなお,結果は同等の適用可能範囲にとどまった。許容可能な総色調変化0.9を認めた。さらにPHBHHxマトリックスはよりこわばり(Young率は100MPa上昇した),その一方で破断点伸び率あるいは引張強度においてはほとんどいかなる変化も示さなかった。総合すると,超微細タルクはPHBHHxにとって非常に効果的な核剤であると結論することができる。結晶化に対する有益な効果に加えて,超微細タルクは他のいかなる特性にもほとんど影響せず,そのことはこれらの複合材が食品包装素材としての利用において付加価値の高いものであることを実証できたのである。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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重縮合  ,  高分子固体の物性一般  ,  その他の高分子の反応 

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