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J-GLOBAL ID:201602287004291525   整理番号:16A0918097

プレホモポリエステル類の重縮合により合成した分解性ポリ(ブチレンスクシナート-co-フマレート)共重合体ネットワークの材料特性

Material properties of degradable Poly(butylene succinate-co-fumarate) copolymer networks synthesized by polycondensation of pre-homopolyesters
著者 (6件):
資料名:
巻: 98  ページ: 70-79  発行年: 2016年08月19日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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調節可能な物理的,機械的,および生化学的特性を有する生分解性高分子を開発する必要がある。コハク酸(SA)およびフマル酸(FA)のブチレングリコール(BG)との個々の三段階エステル化とコハク酸ビス(4-ヒドロキシブチル)(BS)およびフマル酸ビス(4-ヒドロキシブチル)(BF)プレホモポリエステル類の重縮合により合成したポリ(ブチレンスクシナート-co-フマレート)(PBS-BF)共重合体の材料特性への分子鎖微小構造とフマル酸エステル含有量の影響を研究した。合成したPBS-BFの材料特性はSAおよびFAのBGとの2段階エステル化と重縮合により合成したPBSF共重合体と比較した。合成した共重合体は圧縮してシート状に緩慢もしくは急速冷却してUV照射により架橋した。共重合体の分子構造および微小構造は<sup>1</sup>H NMR,粘度測定,および広角X線回折により特性評価した。特定のフマル酸画分において,PBS-BF共重合体のランダム度がPBSFより小さいが,PBS-BFランダム度はPBSおよびPBFプレホモポリエステル類の重縮合反応時間の増加とともに増大した。架橋した共重合体はゲル化,熱的および機械的特性,ならびに分解に関して特性評価した。ポリ(ブチレンスクシナート)(PBS)の溶融(T<sub>m</sub>)および結晶(T<sub>c</sub>)温度はBFとの共重合により増加し,増加は共重合体のフマル酸画分に比例した。フマル酸画分30%の急速冷却した架橋PBS-BF30共重合体は全ての共重合体の中で最大の弾性率393MPaおよび最小の破断伸び1.3%を有し,フマル酸画分10%の急速冷却した未架橋PBSF10共重合体は最小の弾性率303MPaおよび最大の破断伸び160%を示した。未架橋PBS共重合体は24週間後に31%の重量損失を示し,フタル酸画分30%の緩慢冷却した架橋PBS-BF30共重合体は<8%の重量損失であった。ポリ(ブチレンスクシナート-co-フマレート)共重合体の物理的,機械的,および化学的特性がフマル酸含有量もしくは重縮合反応時間を変えることで調節できることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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高分子の分解,劣化 

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