文献
J-GLOBAL ID:201602291959411931   整理番号:16A0742533

貴金属表面におけるUllmannカップリング反応の比較:Cu(111)およびAu(111)上での1,3,6,8-テトラブロモピレンの表面重合

Comparing Ullmann Coupling on Noble Metal Surfaces: On-Surface Polymerization of 1,3,6,8-Tetrabromopyrene on Cu(111) and Au(111)
著者 (6件):
資料名:
巻: 22  号: 17  ページ: 5937-5944  発行年: 2016年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
超真空条件下での,Cu(111)およびAu(111)上での1,3,6,8-テトラブロモピレン(Br4Py)のUllmannカップリング反応を検討した。走査型トンネル顕微鏡(STM),X線光電子スペクトル(XPS),および密度汎関数理論(DFT)計算を組み合わせて行った。Br4PyのCu(111)上への堆積は300Kで行った。自発的脱ブロム反応が起こり,C-Cu-C結合で安定化された枝分かれ配位ポリマーネットワークを生じた。473Kでのアニーリング後,C-Cu-C結合はC-C共有結合に変換され,短いオリゴマーの共有結合で結合された分子ネットワークを生じた。対照的に,300Kに保持されたAu(111)上にBr4Pyを堆積するとBr-Brハロゲン結合およびBr-H水素結合により安定化された,高度に配列した自己組織化2次元(2D)パターンが観測された。引き続いて試料を473KでアニーリングするとC-Br結合の開裂が起こり秩序だっていない金属配位分子ネットワークが生じた。さらに573Kでアニーリングすると共有結合された秩序だっていない共有結合で結合されたネットワークを生じた。重要なことは選択した基質がUllman反応の触媒として有用な役割を果たすだけでなく異なったタイプの分子間結合の生成に影響を及ぼし,したがって最終ポリマーネットワークの形態を決定することにある。DFT計算は,STMおよびXPSにより得られた実験的知見を支持し,異なった基質上のBr4Pyの反応経路に関する相補的な情報を付け加えた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
付加反応,脱離反応  ,  貴金属触媒 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る