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J-GLOBAL ID:201602292034529724   整理番号:16A0662091

マイクロチャネルに閉じ込められたβ-ガラクトーシダーゼ/グルコースオキシダーゼのカスケード反応の速度への対流と拡散の寄与

Contribution of convection and diffusion to the cascade reaction kinetics of β-galactosidase/glucose oxidase confined in a microchannel
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巻: 18  号: 21  ページ: 14460-14465  発行年: 2016年06月07日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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酵素の空間位置と物質移動は酵素のカスケード反応の機能と効率に致命的に作用する。酵素のカスケード反応の物質移動律速を完全に明らかにするため,マイクロ流体チャネルに封じた8-ガラクトシダーゼ(β-Gal)/グルコースオキシダーゼ(GOx)のカスケード反応への対流と拡散による輸送の寄与度を検討した。β-GalとGOxはポリジメチルシロキサン(PDMS)のマイクロチャネル内に制御可能な50から100μmの距離をおいてパターニングした金の膜二枚にそれぞれ集合させた。実験の結果二つの酵素の距離を短縮したり,流速を上げたりすると反応収率が増すことを実証した。シミュレーション結果とともに酵素カスケード反応の各反応の速度を抽出し,β-Galの酵素反応速度はGOxの速度より非常に速く,従ってβ-Galの触媒反応が拡散律速であるが,GOx酵素反応は反応速度律速であることを見つけた。酵素の間の距離を短縮すると中間体グルコースのGOxへの輸送距離が短縮し,単位時間内にGOxに到達するグルコースの量が増すはずで,この結果酵素カスケード反応の収率がギャップ距離の減少によって高くなるであろう。この現象は代謝系でのクエン酸(TCA)サイクルの中間体プールに似ている。この研究は生体系の代謝/細胞情報伝達過程や能動輸送の解明を促進し,高性能なバイオセンサやバイオ燃料電池システムの設計に役立つ。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  不均一系触媒反応 
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