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J-GLOBAL ID：201602292178806626   整理番号：16A0578252

多重衝突条件下の大きなカチオン性タンタルクラスタ(Ta_n⁺,n=13~40)の酸化における二つの反応領域

Two reaction regimes in the oxidation of larger cationic tantalum clusters (Ta_n⁺, n = 13-40) under multi-collision conditions

著者 (5件)： Neuwirth D. (Lehrstuhl fuer Physikalische Chemie, Chemistry Department & Catalysis Research Center, Technische Universitaet Muenchen, Lichtenbergstrasse 4, 85748 Garching, Germany. [e-mail]) ,  Eckhard J. F. ,  Visser B. R. ,  Tschurl M. ,  Heiz U.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 18  号： 11  ページ： 8115-8119  発行年： 2016年03月21日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カチオン性タンタルクラスタ(Ta_n⁺,n=13~40)の分子状酸素との反応を,多重衝突条件下および異なる温度において研究した。逐次反応は,その後のO₂の付加によりいくつかの段階に進行した。全てのクラスタサイズは,酸素との迅速な反応および特徴的な最終反応生成物の形成を示した。時間依存性生成物解析は,動力学モデルへの当てはめによる全ての速度定数の抽出を可能にした。決定した速度定数は,二つの異なる領域の存在を明らかにし,これは反応機構の変化として解釈された。温度依存性反応挙動に基づき,酸素の解離からクラスタ上への分子吸着への反応変化を提案した。両領域は全てのクラスタサイズで出現したが,しかし異なる中間体酸化物Ta_nO_x⁺で転移が起こることが見出された。概して,転移は後半の大きなクラスタで起こることが観察され,これはクラスタ表面の増加に起因した。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *多重化 ,  *衝突 ,  カチオン ,  *タンタル ,  *クラスタ ,  *酸化 ,  範囲 ,  酸素 ,  二原子分子 ,  *温度依存性 ,  逐次反応 ,  酸素化 ,  反応生成物 ,  時間依存性 ,  動力学 ,  力学モデル ,  速度 ,  定数 ,  反応機構 ,  解離 ,  吸着 ,  中間体 ,  転移反応 ,  質量分析 ,  酸化タンタル ,  *反応速度定数
準シソーラス用語： 領域 ,  分子状酸素 ,  酸素付加

分類 (2件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O)

タイトルに関連する用語 (7件)： 多重 ,  衝突 ,  カチオン ,  タンタル ,  クラスタ ,  酸化 ,  反応領域