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J-GLOBAL ID:201702211193613542   整理番号:17A0223432

酸素低下および二酸化炭素による多年生水田雑草オモダカSagittaria trifoliaおよびウリカワSagittaria pygmaea塊茎の第一節間伸長促進

Promotion of first internode elongation in perennial paddy weeds Sagittaria trifolia and Sagittaria pygmaea tubers by oxygen depletion and carbon dioxide
著者 (7件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 147-156  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: W1596A  ISSN: 1444-6162  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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半水生植物,オモダカSagittaria trifoliaおよびウリカワSagittaria pygmaeaはイネ水田において多年生の問題の多い雑草である。これらの種は主に塊茎を介して再生し,イネ水田が灌漑された後に萌芽する。萌芽は最終的に水田の水中からシュートを発生させる。どちらの種も発生時近辺で第一節間が伸長し,これが土壌中のシュート分裂組織をもちあげ,幼植物の苗立ちを助ける。したがって,節間伸長はこれらの種に起因するイネへの雑草被害を決定する要因である。本研究では両方の種の第一節間伸長を特性化した。発生期にS.trifoliaおよびS.pygmaeaは異なる成長パターンを示した。S.trifoliaでは水中からのシュート発生前に節間が伸長したが,S.pygmaeaでは発生後にのみ節間は伸長し始めた。著者らは節間伸長の環境的必要条件を検討し,S.trifoliaの節間伸長は水没によって誘導され,覆土とは独立しているが,S.pygmaeaは水没と覆土の両方が必要であることを発見した。次に著者らは節間伸長にどの気体要因が必要であるかを決定した。エチレン処理は他の複数の水生植物および半水生植物の成長を促進するが,嫌気条件下ではどちらの種の節間伸長も刺激しなかった。本結果から,S.trifoliaおよびS.pygmaeaの節間伸長を刺激する気体要因はそれぞれ酸素低下と二酸化炭素である可能性が示唆された。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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雑草による植物被害  ,  稲作  ,  発生,成長,分化 
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