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J-GLOBAL ID:201702211240169031   整理番号:17A0310006

n-アルカン資化性酵母Yarrowia lipolyticaにおけるCYP52ファミリーに属する12種類のチトクロームP450の機能的役割と基質特異性【Powered by NICT】

Functional roles and substrate specificities of twelve cytochromes P450 belonging to CYP52 family in n-alkane assimilating yeast Yarrowia lipolytica
著者 (6件):
資料名:
巻: 91  ページ: 43-54  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: W0857A  ISSN: 1087-1845  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Yarrowia lipolyticaは十二ALK遺伝子,CYP52ファミリーのチトクロームP450をコードすることを有していた。本研究では,全十二ALK遺伝子を欠失させたY.lipolytica株を用いて,ALK遺伝子の各々を発現する個別株を構築し,その役割と基質特異性をn-アルカンでそれらの成長を観察し,脂肪酸代謝を解析して決定した。結果は十二Alk蛋白質は,それらの基質特異性に基づいて四群:Alk1p,Alk2p,Alk9p,Alk10p,n-アルカンをヒドロキシル化する有意な活性を持つに分類できることを示唆した。Alk4p,Alk5p,Alk7p,ドデカン酸のω-末端末端をヒドロキシル化する有意な活性を持つAlk3pとAlk6p,有意な活性を有するは,n-アルカンおよびドデカン酸をヒドロキシル化するAlk8p,Alk11p,Alk12p,これはこれらの基質を酸化する弱いあるいは全く活性を示した。脂肪族アルコールと脂肪族アルデヒドの酸化におけるAlk蛋白質の関与もドデカノールを含む培地で十二ALK遺伝子を欠失した変異体の生存率を測定することにより,変異株のドデカナール,十二ALK遺伝子は四脂肪アルデヒドデヒドロゲナーゼ遺伝子と共に欠失したに成長を観察することによって解析した。ALK遺伝子(s)はis/areドデカノールの解毒とドデカナールの同化に関与することが示唆された。これらの結果は,CYP52ファミリーP450をコードする遺伝子は種々の疎水性化合物の同化のためのY.lipolyticaの増殖と多様化を受けたことを意味している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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微生物の生化学  ,  遺伝子発現  ,  遺伝子の構造と化学 
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