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J-GLOBAL ID:201702211306638202   整理番号:17A0325902

哺乳類および細菌細胞に対するグラフェン量子ドットとその生物活性への多層カーボンナノチューブの酸化剤媒介ワンステップ完全変換【Powered by NICT】

Oxidant mediated one-step complete conversion of multi-walled carbon nanotubes to graphene quantum dots and their bioactivity against mammalian and bacterial cells
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 785-796  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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細菌細胞のみに対して高い選択的毒性を持つべきであり,使用した濃度でヒト細胞に影響を与えるべきではないことを抗細菌剤(臨床応用)に必須である。グラフェン量子ドット(GQD)は生物医学的応用のための有望な候補として出現した。しかし,細菌細胞よりもほ乳動物細胞に対し選択毒性を有する均一で単分散GQDsの単純,低コスト,安全,実行が容易で,一段階合成を達成することは困難である。ここでは,強い酸化剤としてビスマス酸ナトリウム(NaBiO_3)を用いた~3nmの平均サイズを有する水分散性GQDへの多層カーボンナノチューブの完全な変換のための一段階,低コスト,水相,簡単な方法を報告した。サイクリックボルタンメトリーとX線光電子分光法の結果は,合成したままのGQDs懸濁液はほとんど無視できる量金属不純物を持つことを示した。ほ乳類NIH3T3(マウス胚線維芽細胞)およびHEK293T(ヒト胎児腎臓細胞)細胞に対するGQDsの細胞毒性研究は,合成したままのGQDsた~200μg/mL~( 1)の濃度まで非細胞毒性であることを示した。抗菌研究は,合成したGQDsは,P.aeruginosa及びS.aureusのためのE.coliおよびB.subtilisと~512μg/mL~( 1)に対する最小発育阻止濃度~256μg/mL~( 1)の細菌細胞に対して高い選択的毒性を持つことを示した。走査電子顕微鏡と原子間力顕微鏡画像は,細菌細胞壁の摂動を介して広範な細胞損傷,~256μg/mL~( 1)GQDsとのインキュベーションにより細菌細胞のほぼ二倍による活性酸素種産生の増強と一致したを示した。著者らの研究は,ほ乳類細胞への細菌細胞と低毒性に高い毒性を有するとして合成したままのGQDsは,臨床応用のための潜在的な候補として用いることができることを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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固体デバイス製造技術一般  ,  炭素とその化合物  ,  細胞生理一般 

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