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J-GLOBAL ID：201702211955065960   整理番号：17A0678154

積層型グラファイト/穴あき集電箔負極における集電箔上の開口条件および反応温度とLi⁺イオンプレドープ速度との関係

著者 (14件)： 津田喬史 (神奈川大学工学部) ,  井波祐貴 (神奈川大学工学部) ,  中村亮介 (神奈川大学工学部) ,  安藤風馬 (神奈川大学工学部) ,  望月康正 (神奈川大学新型電池オープンラボ) ,  郡司貴雄 (神奈川大学工学部) ,  田邉豊和 (神奈川大学工学部) ,  田邉豊和 (神奈川大学新型電池オープンラボ) ,  金子信悟 (神奈川大学新型電池オープンラボ) ,  金子信悟 (神奈川大学工学研究所) ,  板垣薫 (株式会社ワイヤード) ,  杣直彦 (株式会社ワイヤード) ,  松本太 (神奈川大学工学部) ,  松本太 (神奈川大学新型電池オープンラボ)
資料名： 電気化学および工業物理化学  (Electrochemistry)
巻： 85  号： 4  ページ： 186-194(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： G0072A  ISSN： 1344-3542  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 穴あき銅集電箔の新しい作製方法としてピコ秒レーザーとポリゴンミラーを用いた光学系による高速貫通穴作製システムを開発し,その光学システムを用いて様々な開口率,開口径を有する穴あき集電体を作製した。その集電体を用いて両極にGraph層を塗工したアノード電極を作製し,それらを積層したものを電極,金属Li電極を対極としてテストセルとした。穴あき集電箔の開口率を上げるとドープ速度は大きくなるが,電極作製上の問題から,開口率1%が適切であることが明らかとなった。ドープ反応速度の開口径依存性は,開口率1%の状態で,開口径5μmで最大の反応速度を示した。ドープ反応の律速段階はLi⁺イオンの細孔内での移動であることが明らかになった。

シソーラス用語： *グラファイト ,  *箔 ,  *銅 ,  ピコ秒 ,  パルスレーザ ,  反射鏡 ,  比率 ,  アノード ,  開口 ,  反応温度 ,  リチウム化合物 ,  金属イオン ,  ドーピング ,  反応速度 ,  光学系 ,  積層構造 ,  電極 ,  直径 ,  律速 ,  細孔内拡散 ,  *電力コンデンサ
準シソーラス用語： *集電体 ,  ピコ秒レーザ ,  ポリゴンミラー ,  開口率 ,  負極【電池系】 ,  リチウムイオン ,  リチウム電極 ,  律速段階 ,  *リチウムイオンキャパシタ

著者キーワード (4件)： Porous Current Collector ,  Pre-doping Reaction ,  Graphite Anode ,  Li Ion Capacitor

分類 (2件)： 電極過程  (CB07040U) ,  静電機器  (NB10020R)

引用文献 (12件)：

• 1) J. B. Goodenough and Y. Kim, Chem. Mater., 22, 587 (2010).
• 2) M. Rosa Palacsa, Chem. Soc. Rev., 38, 2565 (2009).
• 3) M. Jayalakshmi and K. Balasubramanian, Int. J. Electrochem. Sci., 3, 1196 (2008).
• 4) P. Sharma and T. S. Bhatti, Energy Convers. Manage., 51, 2901 (2010).
• 5) W. J. Cao and J. P. Zheng, J. Power Sources, 213, 180 (2012).

タイトルに関連する用語 (6件)： グラファイト ,  穴あき ,  集電 ,  箔 ,  負極 ,  反応温度